先週ランニング再開の香川真司は姿現さず…ドルトムントが公開練習
2018年4月18日(水)7時47分 サッカーキング
練習には、ロマン・ビュルキとロマン・ヴァイデンフェラーのGK2名と、FWマルコ・ロイスやMFマリオ・ゲッツェらフィールド選手16名の計18名が参加。15日のブンデスリーガ第30節シャルケ戦で負傷したFWミシー・バチュアイに加え、MFアンドレ・シュールレ、DFソクラティス・パパスタソプーロス、DFウカシュ・ピシュチェクも欠席した。
チームはランニングやストレッチなど軽めのメニューからスタートし、後半はシャルケ戦の先発組と控え組に分かれて練習を行った。先発組はボール回しで終了したが、控え組はそれに加えてGKを含む4対4のミニゲームを実施。18歳のFWジェイドン・サンチョが巧みなステップでヴァイデンフェラーら2人をかわしてゴールを決めると、約500人集まったファンから歓声が上がった。
練習後は、選手だけでなく、ペーター・シュテーガー監督やコーチもファンサービスを行い、ピッチ横にずらりと並ぶファンの列にそって、1人ひとり丁寧にサインや写真撮影に応じていた。
なお、大腿筋の損傷で離脱中のDFダン・アクセル・ザガドゥは、チーム練習開始から約1時間後に顔を見せると、別のグラウンドでランニングやダッシュ、ボールを使った個別メニューを消化した。太もも裏の筋線維を損傷して再離脱したDFラファエル・ゲレイロは、チームが引き上げたグラウンドで1人ランニングを開始。そのタイミングで最後に残っていたビュルキのファン対応が終了すると、公開練習も締め切られ、香川がファンに姿を見せることはなかった。
ドルトムントは15日にシャルケのとの“ルール・ダービー”で0−2の敗戦を喫し、チャンピオンズリーグ出場権獲得圏内ギリギリの4位に転落。次節は21日に、勝ち点「51」で並ぶ3位のレヴァークーゼンをホームに迎えて直接対決に臨む。