【バドミントン】桃田賢斗「何で自分なんだろう」「しんどいことだらけ」交通事故からの道振り返る

2024年4月18日(木)11時57分 スポーツニッポン

 バドミントン男子シングルスで世界選手権2連覇など数々の偉業を成し遂げた桃田賢斗(29=NTT東日本)が18日、都内で会見し、日本代表を引退することを表明した。今月27日から行われる男子の国別対抗戦トマス杯(中国・成都)を最後に日の丸のユニホームを脱ぐ。

 20年1月に遠征先のマレーシアで不慮の交通事故に遭い、右目眼窩底骨折などの大ケガを負った。「シャトルが二重に見える」という状態から再起を目指したが、パリ五輪出場権は獲得できず。交通事故について「何で自分なんだろうなと思っていないと言えばウソになる。正直しんどいことだらけだった」と告白し「つらいことを事故のせいにしたくなかった。それすらはじき返したかった気持ちだけだった。心強いサポートのおかげでちょっとだけ踏ん張れた」と振り返った。

 交通事故以降のパフォーマンス低下により代表引退を決断。代表最後の試合であるトマス杯は「貪欲に動き回りたい」と意気込みを語り「まだまだ僕はバドミントン界に貢献したい」。

 今後も国内を舞台に元世界王者の背中を見せ続ける。

スポーツニッポン

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