5月3~4日開催のスーパーGT第2戦富士のエントリーリストが発表。牧野任祐が第3ドライバーに名を連ねる

　スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは4月19日、富士スピードウェイで5月3〜4日に開催する2021年シーズンの第2戦『たかのこのホテル FUJI GT 500km RACE』のエントリーリストを発表した。両クラス合計44台が参戦するなか、療養のため第1戦岡山を欠場した牧野任祐がSTANLEY NSX-GTの第3ドライバーとして登録されている。

　富士スピードウェイを舞台に、長丁場500kmでの開催となる第2戦。昨シーズンは新型コロナウイルスの感染拡大の影響に伴い、全8戦が300kmで開催されたため、今大会は2019年第5戦富士以来となる約2年ぶりの500kmレースとなる。

　19日に発表された第2戦のエントリーリストには、GT500クラスが15台、GT300クラスが29台、両クラス合計で44台が顔を揃え、そのうちGT500で1台、GT300で4台が第3ドライバーを登録している。

　GT500クラスの1号車STANLEY NSX-GTは第3ドライバーとして、これまで病気療養中だった牧野任祐を登録している。第1戦岡山に牧野の代役として出走した武藤英紀が引き続き、第2ドライバーとして登録され、山本尚貴、武藤、そして牧野という布陣で第2戦に挑むこととなった。

　また、第1戦岡山に引き続き、KeePer TOM’S GR Supraの第2ドライバーは、いまだ日本に入国できていないサッシャ・フェネストラズに代わり、GT300クラスのK-tunes RC F GT3のシリーズエントリードライバーである阪口晴南が引き続き登録されている。そのため、GT300クラスのK-tunes RC F GT3の第2ドライバーには、公式テストから第1戦にかけて搭乗している平良響が今大会でも登録されている。

　GT300クラスでは4台が第3ドライバーを登録した。公式テストでも出走した小高一斗がmuta Racing Lotus MCに、上村優太が30号車TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTに登録されるなか、昨年の第4戦もてぎを最後にレーシングドライバーとしての活動を一時休止していた山下亮生がアールキューズ AMG GT3に登録されている。

　また、RUNUP RIVAUX GT-Rは第2ドライバーに田中篤が登録され、第1戦岡山でスーパーGTデビューを果たした内田優大が第3ドライバーとして登録されている。

　なお、arto RC F GT3は、いまだ日本に入国できていないナタポン・ホートンカムの代役として、引き続きジュリアーノ・アレジを第2ドライバーに、第1戦岡山で田中優暉／富田竜一郎のコンビで参戦した植毛ケーズフロンティア GT-Rは、第2戦の第2ドライバーに飯田太陽を登録している。

　2021年シーズンの第2戦『たかのこのホテル FUJI GT 500km RACE』のエントリーリストは以下のとおりだ。

■2021年スーパーGT第2戦たかのこのホテル FUJI GT 500km RACE
GT500エントリーリスト（4月19日時点）

■2021年スーパーGT第2戦たかのこのホテル FUJI GT 500km RACE
GT300エントリーリスト（4月19日時点）

※SW：サクエスウエイト
※BS：ブリヂストン、YH：ヨコハマ、DL：ダンロップ、MI：ミシュラン