降格圏脱出…カディス指揮官が“カンプ・ノウ”初勝利に喜び「私たちを強くしてくれる」

2022年4月19日(火)12時30分 サッカーキング

クラブ史に名を刻んだセルヒオ監督 [写真]=Getty Images

写真を拡大

 カディスを率いるセルヒオ・ゴンサレス監督が18日に行われたラ・リーガ第32節バルセロナ戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 ラ・リーガ第31節終了時点で5勝13分13敗の18位カディスは、18日に行われた第32節でバルセロナと対戦した。敵地に乗り込んだカディスは48分にFWルーカス・ペレスのゴールで先制に成功すると、その後はGKへレミアス・レデスマを中心にバルセロナの攻撃をシャットアウト。試合はこのまま1−0で終了し、カンプ・ノウ初勝利を飾るとともに、降格圏を脱出した。

 クラブ史上初となる“カンプ・ノウ”での勝利を成し遂げ、カディスの歴史に名を刻んだセルヒオ監督。ファンの間で後世に語り継がれる一戦を振り返った、同指揮官は「私たちは、自分たちにぴったりな脚本で、非常に完成度の高い試合をすることができたと思う」と披瀝。また「2点目を取ることができたかもしれない。相手の攻撃は雪崩のようだったけど、チームは守備面が良く、GKのレデスマは別格だった。これは私たちにとって素晴らしいこと」と胸中を明かした。

 同節では残留争いのライバルである19位レバンテと20位アラベスがともに勝利した中で、バルセロナとの一戦に臨んだカディス。貴重な勝ち点3を積み上げ、残留圏内の16位に浮上したことについて、セルヒオ監督は「この勝利は、チームにとって燃料にならなければならない。私たちは熱意とエネルギー、そしてダメージを与えたいという思いを持って準備してきた」と告白。続けて「すべてが脚本通りに進んだ。ボールを保持している時も、ボールを保持していない時も、どちらもとてもよかった。このような舞台で勝つことが、私たちを強くしてくれる」と残留への後押しとなる勝利と口にしている。

サッカーキング

「脱出」をもっと詳しく

「脱出」のニュース

「脱出」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ