阪神・岡田監督「こんなんで勝つのは無理やわ、ハッキリ言うて」 貧打脱出の救世主はどこに...
2024年5月8日(水)21時39分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 阪神1ー3広島(2024年5月8日 甲子園)
「こんなんで勝つのは無理やわ、ハッキリ言うて」と岡田監督が繋がらない打線に苦言を呈した。初回から3イニング連続で先頭打者が出塁しながら、得点できたのは3回の1点だけ。ノイジー、大山、佐藤輝、森下の3、4、5、6番が無安打では勝機も作れない。残りは110試合。「前で打ったらいい。簡単なことやんか」と指揮官も主力打者にメスを入れる必要性を強調した。以下は一問一答。
——序盤でもっと点が欲しかった。
「そら、真ん中でヒット出えへんのやから。お前、そら1点って入らへんやん」
——大瀬良は中盤以降立ち直った。
「おお、ちょっと良おなったけどな。最初ちょっとボール多かったしな、そんなええことなかったやろうな」
——3度目の対戦で組み立ても変えてきた。
「そんなん変えへんよ。そんな変わってないと思うよ」
——打者の問題。
「ずっと言うてるよ。そんな低めに来ないってな。みんな高めやろ、打ちとってるの。もう複数回言うてるよ。ミーティングでも」
——相手チームは去年を見て。
「そうそうそうそう、いやだから開幕前から言うてるよ。そら、攻め方を変えてくるって。でも力負けやで、高めのまっすぐを。力負けのストレート空振りやで。いやほんまそうやで」
——1人、2人状態いいバッターが出てくれば。
「状態ええってええことないんやからしゃあないやん。毎日そないして上がるようにやってるけど、上がらへんのはしゃあないわ、これは」
——高めのまっすぐを対応するのに必要なことは?
「前で打ったらええやん。簡単なことや。当たり前やんか。遅れているから空振りするんやろ。ファウルにもならんやろ?バットの軌道が合うてないんやろな、下から出てな」
——大竹は相変わらず向こうは嫌そう。
「まあ球数もな、ちょっと、とらえかけたけどな、何とかな、1点で抑えたけど、5回、6回ぐらいはなあ。まああそこまで投げたら先発としては十分やけどなあ」
——石井は。
「久しぶりに投げさせたけどな、ファームでもよかったから。そら、石井のこと言うてもしゃあないやろ」
——ゲラは広島にまた。嫌なイメージがあるか。
「どうかな。今日はボールいってなかったやろ、コントロール悪かったしな。あそこ打たせたらいいバッターやのにな、それがフォアボールなるんやからな。コントロール悪かったし、今日はボール走ってないなと思っていたよ」
——今日も新井監督は粘り強く。
「そら知らんけど、新井のことを俺が言うのもあれやけど。でも、あそこまで投げさせるやろ。向こうも2枚おるわけやから、7回まで投げたらいける、それは当たり前やから。1イニング減らしたら誰かが投げなアカンわけやから」
——クリーンアップに奮起してほしい
「え? クリーンアップっていうか、4人やんか。真ん中の4人がノーヒットか。そら点入らんわな。ヒットが出るとかよりも内容が悪すぎるよな、打ち取られ方のな。そら点入らんわ。こんなんで勝つのは無理やわ、ハッキリ言うて」