阪神・中野 “甲子園ドラマ”呼んだ左前打「投手をもっと楽にさせる展開に持って行きたい」

2024年4月19日(金)5時15分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 阪神2—1巨人(2024年4月18日 甲子園)

 阪神・中野が力を込めてサヨナラの本塁を踏んだ。延長10回、大勢のフォークを左前打したことが甲子園ドラマの起点になった。「何としても、どんな当たりでも塁に出ようと食らいついた。しっかり出ることができたのが良かった」。初回に左二塁打、3回は中前打。5日のヤクルト戦以来、11試合ぶり2度目の3安打猛打賞が勝利につながった。

 10試合連続で2得点以下。レギュラーの一員として投手陣に負担をかけている現状は理解し、一つ一つのプレーには神経を使う。「ズルズルいかずに、接戦を勝ち切れるのはチームの強さ。投手をもっと楽にさせる展開に持って行きたい」。勝率5割からの再スタートへ気持ちを切り替えた。 (鈴木 光)

スポーツニッポン

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