元神戸ポドルスキのJ再挑戦消滅…ポーランド1部クラブ会長が契約延長明言

2023年4月21日(金)11時34分 FOOTBALL TRIBE

ルーカス・ポドルスキ 写真:Getty Images

 かつてヴィッセル神戸に在籍していたFWルーカス・ポドルスキは現在、ポーランド1部グールニク・ザブジェでプレー。今年夏のJリーグ再挑戦がささやかれたが、現地ではザブジェとの契約延長がほぼ確実となったと報じられている。


 ポドルスキは2017年7月から2年半にわたり神戸に在籍。神戸退団後はトルコ1部アンタルヤスポルをへて、2021年7月からザブジェでプレー。2022/23シーズンのリーグ戦でここまで24試合の出場で5ゴール7アシストをマークするなど、主力選手として活躍する一方、ザブジェとの契約期間は今年6月までとなっている。


 また本人は先月17日に行われたリーグ戦後のインタビューで「(来季以降)まだどうなるか分からないし、今のところ何も決まっていない」と、自身の去就に言及。


 「代理人からは『オファーが届いた』と聞いている。MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)は選択肢のひとつだ。アジアからもオファーが来ているよ。あとカタールやサウジアラビアからもね。今後どうなるか様子を見るよ」と語り、Jリーグ再挑戦の可能性も除外しなかった。


 しかしザブジェのアダム・マティセク会長はポドルスキとの契約延長を確信。今月19日、ポーランド国内のスポーツチャンネル『TVP Sport』に出演した際に「ポドルスキは交渉の必要がないほど経験豊富な選手だ。ポーランド国内リーグを代表する選手であり、従来の交渉は必要ない。新しい契約にサインするのは、5分もあればできることだと思っている」


 「彼の契約に関する事情で、私や私の仕事仲間が夜も眠れないということはない。彼が健康であることを願うのみだ」と発言。


 『TVP Sport』は同会長のコメントを受けて、「ザブジェはポドルスキとの契約延長を近日中に公式発表する可能性がある」と伝えている。


 ただザブジェはリーグ戦残り6試合で8勝8分12敗。2部降格圏内の16位シロンスクとはわずか1ポイント差だ。それだけにマティセク会長は「現時点で、ポドルスキとのさらなる協力に関する話し合いがどうなるかは大事ではない。我々は残留争いに集中しているんだ」とコメントを残している。

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