町田が初対戦でFC東京破り首位奪回 FWナサンホが古巣戦で加入後初得点
2024年4月21日(日)17時8分 スポーツニッポン
◇明治安田J1リーグ第9節 町田2—1FC東京(2024年4月21日 味の素スタジアム)
J1初挑戦の町田が韓国籍2トップの挙げた2得点で、FC東京との都クラブ同士による初対戦を制した。同時刻に前節町田から首位を奪ったC大阪が敗れたため、わずか1節で首位の座を奪い返した。
先制弾は準備されたセットプレーからだった。前半14分、左CKでMF仙頭啓矢がピンポイントでファーサイドに送ると、そこに待ち構えたFWナ・サンホが右足でダイレクトボレー。うれしい町田加入後初ゴールで先制した。
ナサンホは19年から約1年半FC東京でプレーしたものの、25試合で2得点と期待された活躍はならず。日本を離れていた間に韓国代表として22年W杯カタール大会に出場するなど、経験を重ねて一回り成長した姿を見せた。
PKで同点とされた直後の同25分には、DFドレシェヴィッチからのロングボールにJ1初先発の大卒新人右サイドバック、DF望月ヘンリー海輝が抜け出し、ゴールラインギリギリから空中で折り返し。ニアサイドで相手の前に出たFWオ・セフンがダイビングヘッドを決め、再び勝ち越した。以降は主将DF昌子源を中心に、FC東京の猛攻をしのぎ切った。