やっぱり大迫半端ない!復帰即アシストで神戸が2連勝 ゴール決めた武藤も感謝「最適解導き出せる選手」

2024年4月21日(日)6時0分 スポーツニッポン

 ◇明治安田J1リーグ第9節 神戸1−0湘南(2024年4月20日 レモンガススタジアム)

 昨季王者の神戸は終了間際にFW大迫勇也(33)のクロスをFW武藤嘉紀(31)が右足で合わせて決勝点。湘南に劇的な勝利を収め、今季初の2連勝で暫定3位に浮上した。

 やはり大迫がいれば神戸の強さは一段階も二段階も引き上がる。試合終了間際に武藤が劇的なゴールを挙げ、今季初のリーグ2連勝だ。ケガから戻った“半端ない”エースが決勝点を演出した。

 

「あそこを狙えるのが彼の凄さ。シュートを打つのか、確率のいい方を選択するのか、最後の判断力。本当にチームプレーに徹してくれるし、素晴らしい活躍だった」

 試合後に「お疲れさまです」とひと言だけ残したエースに代わって、吉田監督が熱弁した。後半48分、エリア内右でこぼれ球を拾うと、武藤にグラウンダーのパス。ストライカーなら打ちたくなる場面だが、味方の動きを見逃さなかった。脇腹を痛めながらフル出場した武藤は「最適解を導き出せる選手。打つんじゃないかなと思ったんですけど、やっぱり出してくれた。感謝ですね」と笑った。

 本人と医療スタッフを交えて話し合い、現状で許されるプレーは最長30分程度だったという。限られた時間の中でも流れを変え、勝ち点3を引き寄せた大黒柱。昨季王者のエンジンがやっと掛かってきた。 (飯間 健)

スポーツニッポン

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