今夏でレアルと契約満了のベイルにアメリカ行きの噂…既に代理人とは接触済み

2022年4月22日(金)22時23分 サッカーキング

ベイルにアメリカ行きの噂が浮上 [写真]=Getty Images

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 レアル・マドリードのウェールズ代表FWガレス・ベイルに、アメリカ行きの噂が浮上した。21日、アメリカ紙『ワシントン・ポスト』が報じている。

 報道によると、メジャーリーグサッカー(MLS)のD.C.ユナイテッドがベイルの代理人であるジョナサン・バーネット氏と会談したとのこと。また、同クラブは2018年に獲得した元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏よりも多くの年俸を支払う準備をしたことも伝えている。

 ただし、交渉は数か月前に一度暗礁に乗り上げた経緯もあり、一筋縄ではいかない上、交渉のスピードが上がるかも不明であると指摘されている。しかしながら、長い中断を経て交渉が再開したことを踏まえると、D.C.ユナイテッドが獲得に至る可能性もあると『ワシントン・ポスト』は報じた。

 なお、同紙によるとD.C.ユナイテッドはペルー代表FWエジソン・フローレス、ギリシャ代表FWタクシアキアス・ファウンタスに続く3人目の特別指定選手(※注)を求めていることも伝えられている。

(※注)(特別指定選手…MLSにおけるサラリーキャップに関する規定。MLSは各選手にサラリーキャップを導入しており、各クラブは最大2人までこのサラリーキャップの範囲を超えた年俸を提示出来る制度。ただし、この枠をトレードすることで最大3人まで獲得することも可能。この制度の適用者第1号が、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカムだったため、別名“ベッカム・ルール”とも呼ばれる)

 現在32歳のベイルは、サウサンプトンの下部組織出身。2006年夏にトップチーム昇格を果たすと、1年後にトッテナムへ移籍。2013年夏にはレアル・マドリードに活躍の場を移し、4度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を経験した。今シーズンは負傷の影響もあり、ラ・リーガでは5試合の出場に留まっている。

 数多くのタイトルを獲得してきたベイル。現行契約が満了となるこの夏で、ヨーロッパのサッカーシーンから姿を消すこととなるのか。

サッカーキング

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