3季ぶりに国王杯制覇なるか? 当時優勝メンバーFWガメイロの追憶「忘れられない夜」

2022年4月22日(金)18時27分 サッカーキング

国王杯での思い出を口にしたガメイロ(写真は2019年)[写真]=Getty Images

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 昨シーズンまでバレンシアでプレーした元フランス代表FWケヴィン・ガメイロ(現ストラスブール)が、23日に行われるコパ・デル・レイ(国王杯)決勝戦バレンシア対ベティス戦を前に、同大会での思い出を明かした。21日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 現在34歳のガメイロはストラスブールの下部組織出身で2005年9月にトップチームデビューを果たすと、その後はセビージャやアトレティコ・マドリードなどでプレー。2018年夏にバレンシアへ加入したガメイロは、同クラブ在籍3シーズンで公式戦通算121試合に出場し24ゴールを記録している。

 2018−19シーズンの国王杯で3ゴール4アシストの活躍を見せたガメイロ。同選手の活躍に呼応するようにバレンシアも躍進を遂げ、2007−08シーズン以来の国王杯優勝を成し遂げたことについて、ガメイロは「幸運にも国王杯決勝に2度も出場することができたし、2度ともバルサとの対戦だった。セビージャでは負けてしまったけど、バレンシアでは忘れられない夜になったね。クラブがタイトルを獲得するのは11年ぶりだったから、僕たちが達成したことがより重要になったと思う」と追憶した。

 また決勝ではバルセロナと対戦し、2−1で勝利したバレンシア。前半21分に先制点を挙げたガメイロは「間違いなく、(フランシス・)コクランがチームにいて、(リオネル・)メッシを罠に嵌めたことだ。彼が素晴らしいプレーをし、メッシにチャンスを与えないように攻撃的にプレーし、成功させたことが優勝の秘訣だったと思う」と述懐。続けて「決勝でゴールを決めるというのはとても大事なこと。長く記憶に残るからね。僕にとっては、あの試合とセビージャ時代にリバプールを破った決勝戦(2015−16シーズンのEL)が、キャリアにおいて最も美しい決勝戦」と胸中を明かした。

 最後にガメイロは「予想はバレンシアが2−1で勝利かな。ベティスは本当にボールを持つのが好きなチームで(ナビル・)フェキルや(セルヒオ・)カナレスのような非常に優れた選手もいるけど、バレンシアがインテンシティの高いプレーを見せて、フィジカルで上回れば、勝てると思う」と見解。さらに、今季公式戦で13ゴールを挙げているポルトガル代表FWゴンサロ・グエデスについては「トレーニングでも試合でも、彼は素晴らしいクオリティを持っている。バレンシアが国王杯で勝ちたいのなら、最高のグエデスが必要だ」と同選手の活躍が勝敗のカギを握っていると口にしている。

サッカーキング

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