巨人V9貢献のレジェンド・高田繁氏 一番凄いと思った投手を実名告白「何が凄いかって...彼だけですよ」

2024年4月22日(月)16時54分 スポーツニッポン

 巨人V9戦士で日本ハム、ヤクルト監督、DeNAのGMを歴任した高田繁氏(78)が16日放送のBSフジ「プロ野球 レジェン堂」に出演。現役時代に対戦した中で一番凄いと思った投手を明かした。

 巨人での13年間の現役生活を振り返る中で、番組MCのフリーアナウンサー・徳光和夫が「左キラーでしたよね。江夏さんも結構打ってたでしょ?」と聞くと、「まあ打ったってね…凄いピッチャーいっぱいいたけど、いいピッチャーを1人挙げるっていうなら江夏です。阪神時代のね」と阪神、広島などで通算206勝193セーブを記録した大投手・江夏豊氏に言及。

 「何が凄いかって、真っすぐが速い、コントロールはいい、膝元へストーンと落とす変化球。彼だけですよ、ホームベースの、このボールをひとつ出し入れする、150キロ全力で投げて出し入れできるなんていうのは彼しかいない」と伝説の左腕の凄さについて熱弁した。

 そして徳光アナが「平松さん打ちました?」と巨人キラーの“カミソリシュート”元大洋の平松政次氏の名前を挙げると「平松なんて打てないですよ」と高田氏。「シュートで一番いいピッチャーは平松です」と断言し、「シュートピッチャーはいっぱいいるが、ストライクからボールになる球がいいシュートを投げる(投手が多い)。平松は打たなきゃストライクの球が威力がある。打っても“ガシャ、ベシャ”」と苦笑いで回顧した。

 “長嶋キラー”としても知られた平松氏。巨人・長嶋茂雄終身名誉監督は現役時代、8年間の通算対戦成績が打率.193、8本塁打、26打点、33三振と平松氏を大の苦手にしていた。高田氏は「長嶋さんが川上さんに怒られたんですよ」と川崎球場でのエピソードを披露。平松氏相手に凡退して「いや〜あれは打てません。あのボールは打てませんよ」とベンチに帰ってくると、当時の川上哲治監督が激怒。「ばかやろう!長嶋、お前が打てなくて誰が打てるんだ、この中で!」と怒声を浴びせたそうで、高田氏も「その通りですよ」と笑いながら振り返っていた。

スポーツニッポン

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