元DeNAバウアー リーグタイ記録の9連続含む14奪三振でメキシカンL初勝利 会心“刀ポーズ”も披露

2024年4月22日(月)12時10分 スポーツニッポン

 昨季DeNAでプレーし、現在はメキシカンリーグの強豪メキシコシティ・レッドデビルズ(ディアブロス・ロホス・デル・メヒコ)でプレーするトレバー・バウアー投手(33)が21日(日本時間22日)、本拠でのブラボス戦に先発。9連続を含む14奪三振を記録するなど制球がさえわたり、6回無安打無失点の好投でメキシカンリーグ初勝利をマークした。

 相手打線に付け入るスキを与えなかった。初回1死から5連続三振を奪うなど、抜群の立ち上がりを見せると3回1死二塁で迎えた9番打者から、6回先頭の8番打者まで実に9連続奪三振。100マイルに迫る直球、スライダーなどの制球は抜群。クイックで投じたり、ボールを長めに持つなど、投球術も健在だった。

 同球団によると、9連続奪三振はリーグタイ記録の快挙。頭上に両手を掲げ、左下へと斬り落とす、おなじみの「ソードセレブレーション」(刀ポーズ)も繰り出すなど絶好調だった。

 出した走者は3回1死からの四球の1人だけ。外野に打球を飛ばさせることもないまさに“無双状態”だった。

 今月15日(日本時間16日)、加入後初登板となった開幕戦・タイガース戦では先発で3回2/3で68球を投げて7安打4失点(自責3)。2度目の登板で20年サイ・ヤング賞投手の実力を存分に発揮した形だ。

 メジャー復帰を目指すバウアーは、レッドデビルズと5月までに5試合に登板する短期契約を締結。大リーグ球団からのオファーがあれば即移籍ができる条件で「MLBからオファーが来てもすぐにローテーションに加わることができる」と話していただけに、アピールにつながる快投だった。

スポーツニッポン

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