なでしこジャパンの池田太監督が渡仏「行くと本番のイメージが湧く」 パリ五輪で使用する試合会場など視察

2024年4月22日(月)12時34分 スポーツニッポン

 パリ五輪出場を決めている女子日本代表「なでしこジャパン」の池田太監督が22日、成田空港発の航空機で渡仏した。出国前に報道陣の取材に応じ、「(視察は)それぞれのスタジアムや選手村を含めて宿泊施設、あとは移動が多いので距離感を掴めたらいい」と話した。ナント、パリ、リヨンをまわり、本大会で使用する会場や練習場、宿舎などを視察する。最終日にはFIFA関係者とのミーティングもあるという。

 パリ五輪は移動をともなった中2日での過密日程で進行する。ただ、宿舎や移動手段は国際オリンピック委員会(IOC)が指定。「施設もそうですし、移動の距離や時間のコントロールを含めてつかめれば。(移動が)どれくらいの距離か、それを含めて体感して、どのようなことが想定できるかを考えられればいい」。練習場や宿舎では部屋の広さや施設によって、持ち込める機材にも影響があるため、この視察は重要な意味を持つ。

 また、指揮官は現地で様々な場所に事前に行ける意義について「(現地に)1回行くと、どの大会もそうだが本番のイメージが湧く。それはやはり視察の意味がある」と強調した。

スポーツニッポン

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