巨人・山崎伊織 鹿児島に続いてひたちなかで2勝目 高梨好救援に「いつもいつもすいません」

2024年4月23日(火)21時3分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人2—0中日(2024年4月23日 ひたちなか)

 巨人の4年目右腕・山崎伊織投手(25)が23日の中日戦(ひたちなか)で7回途中3安打無失点と好投し、2試合ぶりとなる今季2勝目(0敗)を挙げた。

 プロ2度目の完封勝利も見えてきた7回、昨季まで同僚だった先頭・中田をストレートの四球で歩かせ、1死後、岡林に左前打を許して一、二塁。岡林に打たれた安打はこの試合3本目の被安打だったが、ここで阿部慎之助監督(45)がベンチを出て投手交代となった。

 このピンチで登板した2番手左腕・高梨は代打・大島をシュートで遊ゴロ、続く山本をスライダーで見逃し三振に仕留めて完璧な火消し。マウンドでガッツポーズを見せた先輩左腕がベンチに戻ってくると、山崎伊は申し訳なさそうな表情ながらハグで出迎えた。

 そして、バルドナード、大勢と4投手で無失点リレー。チームは連敗を3で止め、14日の広島戦(東京D)以来7試合&9日ぶりの白星となった。

 試合後、高梨とともにお立ち台に上がった山崎伊は「先週は引き分けと負けやったんで、きょうは絶対何が何でも勝ちたかったので勝てて良かったです」と第一声。3回までは完全投球だっただけに「3回ぐらいまでは凄いテンポ良く投げれたんですけど。先頭に長打を打たれたりしたので、次は気をつけます」と反省を口にした。

 今季初勝利となった9日のヤクルト戦(鹿児島)に続いて2勝目も地方球場での試合。「凄いエエ場所やなぁと思いながら投げてました。(ひたちなかのいいところは)全てですね」とし、高梨の好救援については「前の時も高梨さんにピンチの場面で投げてもらって。本当に…いつもいつもすいません」と今季初勝利に続いてピンチを救ってもらった高梨に感謝した。

 「ふふふ」と隣で笑う高梨に、改めて「ありがとうございます」と頭を下げた山崎伊。「いい流れで9連戦を迎えられると思います」と胸をなで下ろしつつ、高梨が「去年さんざん伊織の勝ちを消したんで。ちょっとなんとか抑えたいなっていう気持ちでいきました」と話すと「いやいや」と苦笑いだった。

スポーツニッポン

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