中日・立浪監督「ピッチャーは責められません。今いるメンバーで...誰か代えるわけでもない」5連敗も前向く

2024年4月23日(火)21時44分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 中日0—2巨人(2024年4月23日 ひたちなか)

 中日が3位・巨人との3連戦初戦を落とし今季最長を更新する5連敗で3位転落となった。先発の小笠原慎之介投手(26)は初回に先制を許すも7回2失点(自責1)と粘りの投球を見せたが、打線の援護なく今季初黒星。チームは5連敗中、3度目の零敗(今季4度目)となり、最大6あった貯金はわずか1となった。

 無念の5連敗となった立浪和義監督(54)は試合後、「打線はここ数試合、なかなか得点できていない。その中での2失点。ピッチャーは責められません」と声を絞り出し、先発・小笠原の力投をねぎらった。

 開幕からチャンスで貴重な1本が飛び出るなど、いい流れに乗り首位に立ったが、22日の阪神戦(甲子園)で敗れ13日ぶりに首位から陥落すると、この日の敗戦で巨人にも抜かれ3位に。それでも指揮官は「メンバーについて、今いるメンバーで戦う。誰か代えるわけでもない。状態は良くなっていくから、我慢をして戦っていきたい」と必死に前を向いた。

 7回92球を投げ4安打2失点(自責1)の力投も報われず今季初黒星を喫した小笠原は「(調子の)良かった、悪かったではないです。連敗ストップしたかった。先に点取られた僕が悪いです」と5連敗の責任を一身に背負った。

 打線は7回1死一、二塁のチャンスでもホームが遠く、巨人と同じ4安打も得点を奪うことができなかった。23イニング連続で無得点。13試合連続ノーアーチは球団では56年以来68年ぶりで、2リーグ制以降では球団ワーストタイ記録。巨人に抜かれ3位に転落した。

スポーツニッポン

「連敗」をもっと詳しく

「連敗」のニュース

「連敗」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ