ドジャース指揮官 大谷翔平に球団の日本生まれ選手の最多本塁打記録更新に期待「今夜破ってほしい」

2024年4月24日(水)8時49分 スポーツニッポン

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(51)が23日(日本時間24日)、敵地でのナショナルズ戦前に取材対応。大谷翔平投手(29)に自身が持つドジャースの日本生まれ選手の最多本塁打記録更新を期待した。

 大谷は21日のメッツ戦でメジャー通算176本塁打となる先制の5号2ラン。並んでいた松井秀喜を抜き、日本選手最多本塁打記録を更新した。この一発でドジャースの日本生まれの選手では野茂英雄の4本を抜いて2位に浮上。ロバーツ監督の持つ最多7本塁打に2本差に迫った。指揮官はこのことについて問われると「あと何本だ?2本?今夜、破ってほしい(笑い)」と笑顔で答えた。

 打者としての大谷をどう形容するかを問われると「危険だ。とても危険な打者。バットを振ればいつでもゲームを変えられる。今ではストライクゾーンにより規律正しくなったことで、より恐ろしい打者になった。危険な打者だ」と返答。「右肘の手術によって打撃も制限されていると思うか?」との質問には「ノー。そうは思わない。契約した時から、彼は予定よりも順調に来ていると話していた。(制限されるとか)そういった話は出ていない」と説明した。

 また、大谷に得点機での打撃について助言したことについても言及。時期は約1週間前だとし、始めた理由については「走者が得点圏にいるときに彼に対する投球を見て、だ。(ストライクゾーンを)少し広げ過ぎているように見えた。だから彼と話し合いたいと思った」と説明した。

 エンゼルス時代の大谷の打撃と、現在の相手投手がやっていると思うことについては「私たちがそうしたのと同じように、高めに投げようとしている。ただ、彼とトラウトにはそれができなくなっていった。得られるものと同時にリスクも大きくなるから」と語った。

 大谷と周囲のコーチや選手との関係性についての質問も飛び「大谷が頼りにしているように思えるコーチや選手は?」の問いには「みんなといい仕事をしているように思う。誰か1人の選手だとは思わない。打撃コーチ陣は良い関係を築き、信頼を得ている。今では彼の姿をよく目にする。以前は打席に立つ時に姿を見ていたが、今ではより頻繁に姿を見れるのはいいことだ」と答えた。

スポーツニッポン

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