【五輪最終予選】U―23日本が痛恨失点...同点ヘッド決めたFWラウィは日本代表DF谷口彰悟の同僚
2024年4月25日(木)23時55分 スポーツニッポン
◇サッカーパリ五輪最終予選兼U—23アジア杯カタール大会準々決勝 日本—カタール(2024年4月25日 ドーハ)
サッカー男子のパリ五輪最終予選を兼ねたU—23アジア杯カタール大会は25日、同国ドーハで準々決勝が行われ、8大会連続の五輪切符を目指すU—23日本代表はU—23カタール代表と対戦。前半2分にMF山田楓喜(22=東京V)のゴールで先制したが、同24分に同点に追い付かれた。
キックオフからわずか65秒、山田が右サイドから中に切れ込み、ペナルティーエリア手前から左足を振り抜いて豪快なミドルシュート。勝てばパリ五輪切符獲得へ王手となる大一番で、幸先よく先制に成功した。
しかし同24分に痛恨の失点。左サイドからのクロスに反応したFWラウィがDF関根大輝(21=柏)に競り勝って打点の高いヘディングシュートを叩き込み、試合を振り出しに戻した。
19歳のラウィはフル代表でアジア杯優勝を経験。同国1部アルラヤンでプレーし、日本代表DF谷口彰悟(32)のチームメートでもある。SNSでは「谷口のチームメイト、ジャンプ力えぐい」「ラウィ、谷口とチームメイトなんか。こんな良いヘディング教えないで」「まだ19歳?すごいいい選手」などの声が上がっていた。
カタールを下せば、日本はパリ五輪切符獲得へ王手。29日(日本時間30日)の準決勝では、U—23イラク代表—U—23ベトナム代表戦の勝者と戦う。大会3位までが五輪出場権を獲得し、4位はギニアとのプレーオフに回る。