永井花奈は史上初の快挙へ 3週連続のエース狙いを宣言!「ホールインワンぐらいは持って帰りたい」

2024年4月26日(金)8時30分 ALBA Net

3週連続のエースを狙う永井花奈(撮影:上山敬太)

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<パナソニックオープンレディース 事前情報◇25日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6669ヤード・パー72>

今大会は昨年までとイン、アウトが入れ替えられ、最終18番がツアーで唯一、パー3となったのが注目ポイント。そして、パー3でのプレーぶりに最も注目が集まるのが、2週連続でホールインワンを達成している永井花奈だ。2週連続ホールインワンは18年ぶりツアー2人目の快挙であり、3週連続となれば、もちろんツアー初。2度あることは3度あるという言葉もあるだけに、快挙達成の期待がかかる。


先週までの2週連続を振り返った永井は「2つともちょっと恥ずかしいホールインワンなのですよ」と意外な言葉を口にした。左右の違いはあるが、いずれもかなり振られたピンポジション。グリーンセンターに乗せて、2パットのパーというのが無難な攻め方というシチュエーションだった。ただ、今季はパッティングの調子がイマイチ。「傾斜もあって、かなり曲がるラインが残るので距離感が合わせられるかどうか…。センターに乗せても3パットのボギーがあるなと思って、ピンを狙いました」。ショットに自信があるからこその決断だったが、このあたりが“ちょっと恥ずかしい”ポイントのようだ。
 
今大会に向けては「飛ばし屋有利のコースだと思います。だからって諦めているわけじゃないけど、ホールインワンぐらいは持って帰りたいなと思っています」。意外にも自ら3週連続のエース狙いを宣言。ギャラリースタンドが設置され、グリーンDJが盛り上げる18番は快挙達成の最高の舞台といえるだろう。
 
そんな永井に18番の分析をお願いすると、最終日の予想ピンポジションは右奥。「フェードの方が狙いやすいし、傾斜で寄っていく可能性が高いと思います。私の場合、距離的には5Wか、4UT。フェードを打ちやすいのは4UTで打てればいいですね」。また、コース全体は飛ばし屋有利に加えて、ドローヒッター有利。それだけに快調に優勝争いを演じてきた選手でも最後の最後に「立ちにくいと感じるかもしれない」と予想した。
 
男子ツアーの最終戦「日本シリーズJTカップ」が行われる東京よみうりCCの18番パー3を引き合いに「あそこまで傾斜があるグリーンではないので、優勝争いをしている選手がダブルボギーは打たないでしょう。バーディー、ボギーで2打詰まることはあるかもしれないけど、1ホール3打差を埋まるとは考えにくいですね」。3週連続の快挙はもちろん、その争いの中に永井がいることを期待したい。(文・田中宏治)


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