「東建からずっといい感じ」 平田憲聖がベンタス新シャフトを投入、3日間のFWキープ率は全体9位

2024年4月28日(日)8時0分 ALBA Net

2日目に5バーディ・1ボギーの「66」をマークした平田憲聖(撮影:米山聡明)

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<ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント! 3日目◇27日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>

平田憲聖が秋口の御殿場とは異なるコンディションもパッティングの”ある開眼”で対応して見せた。


「ショットはまあまあ、ぼちぼちいい感じで、バーディチャンスは多く作れた。長めのパットも入ってくれて、でももうちょっと伸ばしたかった」といつもの平田らしく満点の評価は付けなかったが、予選ラウンドは連日のアンダースコア。3日目に伸ばしきれず後退したが、最終日のビッグスコアでひとつでも上の順位に食い込みたい。

例年11月に行われる「VISA太平洋マスターズ」の舞台でもある太平洋クラブ 御殿場コース。多くの選手がその秋の御殿場よりもグリーンスピードが遅く感じると口を揃えているが平田もそう感じる一人。「スピードが結構違うので、傾斜があまり戻ってこない。パターのタッチも(秋の)感覚が残っていて、しっかり打てていない」という。それでも「ハンドダウン目にした」と、初日に思いついた”ひらめき”を実践して奏功。春の御殿場に対応した。

さらに、平田は開幕戦からフジクラの『24 VENTUS BLUE 6X』を投入している。以前は同社の『VENTUS BLUE TR 6X』を使用していたが「新しいのを試してみた。スピンが入って捕まる感じがある」とスイッチした。「東建からずっといい感じ」とニューシャフトのフィーリングは良好。この3日間でフェアウェイキープ率は73.81%を記録し全体9位タイにつけている。

このシャフトは今週、稲森佑貴も投入している。「手元がしっかりしつつ、食いつきが良いからドローのイメージが出しやすい」と平田と同様に”捕まり”を感じていた。

首位との差は8打と大きく水をあけられたが、大爆発を目指す最終日。この安定さを生み出すシャフトがそれを後押しするはずだ。(文・齊藤啓介)


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