ミツビシがフェイスシールドの生産を開始。新型コロナウイルスの感染拡大防止に各所へ提供

2020年4月28日(火)10時52分 AUTOSPORT web

 三菱自動車は4月27日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止への支援のため、医療現場で必要とされているフェイスシールドを生産し、関係各所へ提供をしていくと発表した。


 ミツビシは愛知県岡崎市の同社、岡崎製作所を中心に、月約1500枚のフェイスシールドの生産をすでに開始しており、生産が公表された4月27日、岡崎市にフェイスシールドを寄贈した。


 また、岐阜県坂祝町にあるミツビシの生産拠点、パジェロ製造株式会社も、同拠点で生産したフェイスシールドを岐阜県美濃加茂市内の病院にすでに寄贈した。そのほかにも同社水島製作所が存在する岡山県内などでもフェイスシールドの寄贈を計画しているという。


 ミツビシでは、今後もフェイスシールドの生産枚数を増強するとともに、マスクなど、他の感染拡大防止のための製品についても生産を検討している。


 ミツビシは、「クルマの開発および生産で培ったノウハウや工場設備を活用し、世界各国の政府・自治体・関係機関と連携しながら、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて支援を続けていきます」としている。


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