佳境を迎えた欧州4大リーグ…残り試合で今季初ゴールが期待される選手たち

2019年4月28日(日)18時27分 サッカーキング

今季まだリーグ戦で無得点の選手たち [写真]=Getty Images

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 欧州主要リーグの2018−19シーズンも残すところ1カ月を切った。すでに優勝を決めたチームもあれば、欧州カップ戦出場権争いや残留争いに身を置くチームもある。

 いよいよクライマックスを迎える中、今回は今季まだリーグ戦で無得点の選手たちをピックアップ。過去、何シーズンにもわたって得点を挙げながら不発が続く選手、あるいは来季以降に向けて目に見える結果が求められる選手など、事情は様々だが、残り数試合で“今季初ゴール”が期待される選手たちを10名選抜してみた。

*今季リーグ戦成績は、統計サイト『Whoscored.com』を参照

写真=Getty Images

ヴァンサン・コンパニ(マンチェスター・C)



今季リーグ戦成績:14試合出場/0得点0アシスト

センターバックを本職とするコンパニだが、2008年の加入以降、ノーゴールに終わったのは2010−11と2014−15の2季しかない。“マンチェスター・ダービー”を制して単独首位に躍り出たチームは、優勝まであと3勝。攻撃陣には豪華なメンツが揃っているが、ここぞの場面で主将の一発が出ればプレミアリーグ連覇に大きく近づくかもしれない。

アンドリュー・ロバートソン(リヴァプール)



今季リーグ戦成績:34試合出場/0得点11アシスト

優勝争いを演じるリヴァプールで不動の左サイドバックとして活躍するロバートソン。今季ここまで11アシストは、DF登録選手としてプレミアリーグ最多を誇る。その精度の高い左足のキックで数々のチャンスを演出しているが、自らゴールまで奪えるようになれば鬼に金棒だ。

マテオ・ゲンドゥージ(アーセナル)



今季リーグ戦成績:30試合出場/0得点0アシスト

今月14日に20歳の誕生日を迎えたばかり。さらに今季がプレミアリーグ初挑戦であること、またパスの配給役であることを思えば、これ以上を望むのは酷かもしれない。とはいえ、同期のルーカス・トレイラは2得点2アシストとゴールに絡む働きも見せている。伸びしろ十分なだけに、残り3試合で一つでも“記録”を残したいところだ。

マテオ・コヴァチッチ(チェルシー)



今季リーグ戦成績:29試合出場/0得点2アシスト

昨夏、意を決してレアル・マドリードからチェルシーへのレンタル移籍を決断したが、ここまで2アシストのみと数字の面では物足りなさが否めない。マウリツィオ・サッリ監督は来季以降の残留を望むコメントを出しているが、買い取りオプションは存在せず、去就は不透明。最近ではカップ戦要員に甘んじており、リーグ戦ラスト3試合で何らかの結果が欲しいところだ。

岡崎慎司(レスター)



今季リーグ戦成績:20試合出場/0得点1アシスト

レスター4年目となった今季は、ここまでリーグ戦20試合に出場。とはいえ、先発はわずかに1試合で、カップ戦を含めてもゴールがない。プロ3年目となった2007年以降は、日本でも海外でも必ず得点を挙げてきただけに消化不良のシーズンを送っている。今夏の移籍が有力視されているだけに、何とかゴールを奪って有終の美を飾ってもらいたい。

トニ・クロース(レアル・マドリード)



今季リーグ戦成績:25試合出場/0得点4アシスト

それほど多くの得点を挙げる選手ではないが、それでも2008−09シーズン以降は毎シーズンのようにゴールを決めてきた。しかし、今季は残り4試合の時点で無得点。昨季はリーグ戦だけで5得点7アシストを記録していただけに不振ぶりが際立っている。あの糸を引くようなミドルシュートを見たいと思うファンが少なくないが。

柴崎岳(ヘタフェ)



今季リーグ戦成績:4試合出場/0得点0アシスト

21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第33節セビージャ戦で約4カ月ぶりに先発起用されると、3点目の起点となるなど活躍し、3−0の勝利に大きく貢献した。そのパフォーマンスは現地でも称賛されたが、やはりゴールという目に見える結果が欲しいところ。プロデビューシーズンとなった2011年以外は必ず得点を挙げているだけに、チャンスがあれば貪欲に狙ってほしい。

ダニエル・ヴァス(バレンシア)



今季リーグ戦成績:28試合出場/0得点2アシスト

リーグ戦で最後にシーズン無得点だったのは、母国デンマークのブレンビーに所属していた2008−09シーズンまでさかのぼる。以降は、エヴィアン(フランス)やセルタ(スペイン)で必ず複数得点をマーク。無回転フリーキックでの“ゴラッソ”もあった。今季は11日に行われたヨーロッパリーグ準々決勝ファーストレグのビジャレアル戦で値千金の勝ち越しゴールを記録。リーグ戦でも、チャンピオンズリーグ出場権をチームにもたらす一発に期待したい。

ボルハ・バレーロ(インテル)



今季リーグ戦成績:25試合出場/0得点1アシスト

2012年のイタリア上陸後、セリエA屈指のゲームメーカーとしてフィオレンティーナとインテルで活躍してきたが、今季はバックアッパーの域を出ず、リーグ戦での先発数は10試合にとどまっている。華麗なパサーというイメージがあるものの、シーズン無得点だったのはウェスト・ブロムウィッチに所属していた2008−09シーズンのみ。以降、9季連続でゴールネットを揺らし続けており、今季残りの試合で初ゴールなるか。

フェリックス・クラウス(ヴォルフスブルク)



今季リーグ戦成績:11試合出場/0得点1アシスト

昨夏、ハノーファーからヴォルフスブルクに加入。攻撃のオールラウンダーとして活躍が期待されたが、8月に手術を受けて前半戦をほぼ棒に振ってしまった。今年に入って新天地デビューを果たしたものの、ここまでノーゴール。2010−11シーズンにグロイター・ヒュルトでプロデビューを飾って以降は連続してゴールを挙げているため、記録更新となるのか注目される。

(記事/Footmedia)

サッカーキング

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