ブルージェイズ菊池雄星 6回4失点で2敗目 今季最速158キロも“花巻東対決”で大谷に適時打浴びる

2024年4月28日(日)6時59分 スポーツニッポン

 ◇インターリーグ ブルージェイズ2ー4ドジャース(2024年4月27日 トロント)

 ブルージェイズ・菊池雄星投手(32)が、27日(日本時間28日)に本拠地トロントで行われたドジャース戦に先発したが、6回9安打4失点で今季2敗目(2勝)を喫した。

 注目された花巻東の後輩・大谷翔平投手(29)との今季初対決は二ゴロだったが、2回の第2打席で右前適時打を浴びた。3打席目は空振り三振に仕留めた。

 昨年4月9日には大谷が2打席目に左中間本塁打を放つなど、これまでの通算は20打数6安打の打率・300、3本塁打4打点と大谷に軍配が上がっていたが、この日も完璧には抑えられなかった。

 初回、先頭ベッツの打球はダイビングキャッチを試みた中堅手・バーショが後逸。その間に三塁まで進まれて、大谷を二ゴロに抑えた後、フリーマンに先制犠飛を許した。

 さらに2回にはテーラーの適時打に続いて、注目の大谷には2死一、三塁から右前適時打を許して3失点目。大谷に投じた98.2マイル(約158キロ)は菊池にとって今季最速だったが、大谷が自己最速となる119.2マイル(約191.8キロ)の強烈な打球ではじき返し、打ち取ることはできなかった。

 4回にはベッツに適時打を浴びて4失点目。5、6回と3者凡退に抑えて何とか試合はつくったが、打線の援護なく、勝利投手の権利は得られず、3勝目はお預けとなった。

 菊池の今季の成績はこれで6試合に登板し、2勝2敗、防御率2・94となった。

スポーツニッポン

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