ポルシェカレラカップジャパン2019 第3・4戦プレビュー

2019年5月1日(水)6時0分 AUTOSPORT web

ポルシェカレラカップ ジャパン 2019 第3戦、第4戦Mobil 1 Challengeプレビュー


ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木敏幸)とポルシェカレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップ ジャパン 2019シリーズ第3戦、第4戦 Mobil 1 Challengeを、富士スピードウェイ(静岡県)にて2019年5月3日(金・祝)、4日(土・祝)に開催します。


 2018年同様4月に岡山国際サーキットで幕を開けた今シーズンのPCCJは、6イベント全11戦が開催される。第3戦、そして『モービル1チャレンジ』として開催される第4戦は、スーパーGT第2戦の併催レースとして全長4.563㎞の富士スピードウェイが舞台となる。富士は、約1.5㎞のメインストレートとタイトなコーナーが連続するテクニカルセクションを持ち合わせ、観客はハイスピードバトルとコーナリング勝負の両方を楽しめる。
 
 そのなかでも注目したいのが、国内サーキット最長のメインストレートで展開される超高速域でのエキサイティングなオーバーテイクシーン。また、メインストレートから第1コーナーに進入していく際のブレーキング勝負も見逃せない。
 
 昨年から導入されたタイプ991 第2世代のニュー911 GT3 Cupは、アンチロック・ブレーキシステム(ABS)が採用されたことにより、これまで以上に迫力あるブレーキング勝負が繰り広げられる。


 今回開催される富士では3月にPCCJ合同テストが行われたほか、普段から走りこんでいるドライバーも多いため、第3戦、第4戦『モービル1チャレンジ』は激しいバトルが予想される。しかも、開幕大会となった岡山の予選ではオーバーオールの上位9台、ジェントルマンクラスの上位8台がそれぞれのコースレコードを更新しているだけに、富士でもニューコースレコードが誕生するだろう。


 ドライバーで目を惹くのは、岡山大会で表彰台を獲得した若手4人だ。第1戦で優勝を飾った参戦3年目の#31 上村優太、今シーズンのPCCJジュニアプログラムドライバーに抜擢されて雨の第2戦を制した#19 笹原右京、これまでFIA-F4で活躍し第1戦で3位表彰台に上がった#78 大滝拓也、5年ぶりのPCCJ参戦ながら第2戦に3位表彰台を獲得した2013年、2014年チャンピオンの#60 小河諒。
 
 この若手ドライバーたちに2017年のオーバーオールとジェントルマン両クラス王者である#9 武井真司、昨年のWEC富士戦において911 RSRでLM GTEアマクラスのポールポジションを獲得した#7 星野敏、スーパー耐久のST-Xクラスでタイトル獲得経験のある#34 内田優大がどう絡んでくるのか注目される。

#60 小河諒


 一方のジェントルマンクラスは、岡山大会の第1戦で#11 山口智英が、第2戦で#32 永井秀貴がPCCJ初優勝を飾っている。2位の#98 IKARI、3位の#25 内山清士は、2戦連続の同順位で表彰台を獲得しているが、実力が拮抗しているクラスだけに富士でもニューヒーローが誕生する可能性が高い。
 
 ちなみに、昨シーズンの富士戦で優勝を成し遂げているのは、#2 田島剛、#25 内山、#98 IKARIの3人となっている。富士では、第1・2戦の屈辱に燃えるドライバーたちを中心に、例年以上の熱きバトルが展開されるはずだ。


 PCCJ第3戦と第4戦Mobil 1 Challengeのスケジュールは、専有走行が5月2日(木・祝)8時00分〜8時30分、10時15分〜10時45分の2セッション。予選は1回のみで5月3日(金・祝)11時20分〜11時50分の予定。
 
 そして15周もしくは30分間で競われる決勝レースは、第3戦が3日(金・祝)16時15分、第4戦Mobil 1 Challengeが4日(土・祝)11時55分にスタート予定となっている。

#78 大滝拓也
#19 笹原右京


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