レアル・マドリードがベルナベウで4発快勝! 2年ぶり35回目のリーグ制覇を決める

2022年5月1日(日)1時11分 サッカーキング

 ラ・リーガの第34節が30日に行われ、リーグ制覇に王手をかけたレアル・マドリードとエスパニョールがサンティアゴ・ベルナベウで対戦した。

 2年ぶりのリーグ優勝まで勝ち点1として今節を迎えたR・マドリードは、ダヴィド・アラバとギャレス・ベイルが負傷欠場。その他、エデル・ミリトンとナチョ・フェルナンデスが出場停止により欠場となったため、ヘスス・バジェホとカゼミーロがセンターバックでコンビを組み、ミッドウィークのCL準決勝に向けてカリム・ベンゼマやヴィニシウス・ジュニオールらを温存した。

 序盤は、R・マドリードに今季のリーグ戦で勝利を収めた3チームのひとつであるエスパニョールが相手陣内でプレーする時間が多かったが、より多くの得点機を作ったのはホームチームだった。しかし、ベンゼマの代わりに先発したマリアーノ・ディアスが3度のチャンスを生かしきれず、30分が経過した。

 それでも33分、左サイドでボールを持ったロドリゴがマルセロとのパス交換でボックス左に侵入し、カットインしながら右足でシュート。グラウンダーのボールがゴール右隅に決まり、R・マドリードに待望の先取点が生まれた。さらに43分、左サイドの高い位置でマリアーノのプレスバックからロドリゴがボールをさらってボックス左に侵入し、そのままフィニッシュ。右足でゴール左にシュートを流し込み、リードを広げた。

 迎えた後半も先にスコアを動かしたのはR・マドリード。55分、自陣ボックス付近でのボール奪取からカウンターを発動させる。エドゥアルド・カマヴィンガがボールを持ち上がって右サイドを駆け上がるアセンシオにパスを送ると、ボックス右に侵入したアセンシオが右足でゴールネットを揺らした。

 リードを3点に広げたR・マドリードは60分、ミッドウィークのCLを見据えてルカ・モドリッチ、カゼミーロ、マリアーノに代えて、トニ・クロース、ベンゼマ、イスコを投入。72分にはイスコのスルーパスを受けたベンゼマのリターンパスをイスコが決めたが、シュートコース上にいたロドリゴがオフサイドをとられてノーゴールに。直後にはカマヴィンガとロドリゴを下げて、ヴィニシウスとトップチームデビューとなるマリオ・ヒラを送り出した。

 そして81分には、イスコからのパスを左サイドで受けたヴィニシウスがボックス中央にスクエアパス。これを今季の象徴とも呼べるベンゼマが左足で決め、スタジアムは大きな盛り上がりを見せた。結局、試合はホームのR・マドリードが4−0で勝利し、4節を残して2年ぶり35回目となるリーグ制覇を決めた。なお、カルロ・アンチェロッティ監督は欧州5大リーグでリーグ制覇を経験した最初の指揮官となっている。

  ミッドウィークにCL準決勝セカンドレグのマンチェスター・シティを控えるR・マドリードは次節、ラ・リーガ第35節でアトレティコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”を迎える。

【スコア】
レアル・マドリード 4−0 エスパニョール

【得点者】
1−0 33分 ロドリゴ(レアル・マドリード)
2−0 43分 ロドリゴ(レアル・マドリード)
3−0 55分 マルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)
4−0 81分 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)

【スタメン】
R・マドリード(4−3−3)
GK:クルトワ
DF:バスケス、カゼミーロ(60分 イスコ)、バジェホ、マルセロ
MF:モドリッチ(60分 クロース)、カマヴィンガ(75分 ヒラ)、セバージョス
FW:アセンシオ、マリアーノ(60分 ベンゼマ)、ロドリゴ(75分 ヴィニシウス)

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