モンツァ、F1イタリアGP開催契約の延長間近。新たな契約は2024年までの5年間

2019年5月2日(木)8時0分 AUTOSPORT web

 イタリア自動車クラブ(ACI)とフォーミュラワン・グループとの契約は締結間近となっており、モンツァは少なくとも2024年までF1イタリアGPの開催地としてカレンダーに残る可能性が高いという。


 モンツァの現在の契約は2019年シーズン末で終了することとなっており、ACIは開催費用を減額しつつ、契約の延長をすることを強く望んでいた。


 ACIによると、交渉は双方にとって満足のいく結果をもたらし、山場を迎えているという。


「ACIとF1は、2020年から2024年の今後5年間にわたってモンツァでイタリアGPを開催するという部分で、財政面において大まかな合意に至っている」とACIは4月30日に声明を発表している。


「よってACIの理事会でアンジェロ・スティッキ・ダミアーニ会長に対し、パートナーシップを結ぶうえで、技術面や商業面についてもF1との交渉を継続する権限を与えた。これは提携が完全に稼働できるようにするための契約を、短期間で締結させるためのものである」


 モンツァは1950年にF1世界選手権が発足して以来、イタリアGPの開催地として長い歴史を持っている。


 リバティ・メディアはアジア地域でのF1開催を推しているが、F1の商業圏所有者としては、核となるヨーロッパ大陸での歴史的なレースについても開催数を維持したいとしている。


 モンツァに加え、リバティはシルバーストンとの契約も近々締結させると見られている。これによって、グランプリ・レーシングにおいて最も歴史の長いふたつのレース開催が確約されることになる。


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