スーパーフォーミュラの暖機に人垣/近藤真彦JRP新会長の“早着替え”etc.【鈴鹿2&4写真アラカルト/前編】

2023年5月2日(火)21時15分 AUTOSPORT web

 スーパーフォーミュラ第1・2戦後に唐突に始めてみたこちらのコーナー。ご好評にお応えして、全日本ロード/JSB1000と併催となった『2023 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース』(4月21〜23日)の様子も、編集部SF班+2輪班の“合作”により、2回に分けてお届けしたいと思います。まずは前編、行ってみましょう!


■ファッションリーダーの通勤風景


 さて、まずは金曜日。スーパーフォーミュラは車両の搬入・ピットの設営と、翌日からの走行に向けた準備日となりました。この日は25度近くまで気温が上昇、半袖で過ごせるだけでなく、やや蒸し暑さも感じるコンディションとなりました。


 夕方、ピット前では各チームがピット作業練習。最近はカテゴリー問わず、この『斜め止め』を定位置とするチームも増えてきましたね。ピットボックスに止める際のタイムロスを削りたい、ということでしょう。


 こちらはピットロードで話し込む山本尚貴選手と牧野任祐選手。スーパーGTではコンビを組むふたり、果たして話題は前週の岡山戦か、次なる富士戦か……。


 ファッショナブルな私服姿でサーキットに現れたのはTGM Grand Prixの大湯都史樹選手。カッコいいです。最近は業界のファッションリーダーとして浸透してきている気もしますよ。


 一方、チームメイトのジェム・ブリュックバシェ選手はシンプル・イズ・ベストな着こなし。お似合いですし、これはこれでキマってますよね。


 2&4レースは関係者同士の“異文化交流”の場でもあったりします。SFのピット作業練習をしげしげと眺める様はあちこちで見られましたし、SFが暖機を始めると、こんな感じで興味津々……という様子でした。


 陽が傾くなか、夕方にはトラックウォークの時間が設けられました。松下信治選手、手を振っていただきありがとうございます!


 こちらはTEAM MUGENのリアム・ローソン選手御一行。手にはもちろんレッドブル……ではなく、水のペットボトルでした。暑かったですからね。


 ジュリアーノ・アレジ選手は、個人アドバイザーの片岡龍也さんとともにコースチェック。早くも、この“コンビ”には違和感がなくなってきました。


■近藤会長が変えたいモノ


 金曜日もやや風はありましたが、土曜日にかけてはさらに風が強まりましたね。土曜朝のフリー走行、ピットから出ていく車両を撮影しようとテラスに出ると、今季はスーパーフォーミュラのお仕事をされている水村リアさんが髪の毛を風に持っていかれながらも、懸命に写真(動画?)撮影中でした。プロフェッショナル!


 フリー走行後は、日本レースプロモーションの上野禎久社長、近藤真彦会長が出席しての『メディアミーティング』が行われました。昨年はいわゆる記者会見形式だったのですが、今回は“意見交換”の場といった趣で、近藤会長就任後は初開催でした。フリー走行が終わったばかりだったので、近藤会長はKONDO Racingのチームウェアから急いで着替えて到着。20名近くのメディアが囲んでいたと思います。


 ふたりからは、SFgoのアプリについてやAbemaの放映、今後スター選手を作りたい、例えばF1日本グランプリの前にスーパーフォーミュラを開催したらどうか……等々、私案が語られました。上野社長によれば、SF23になって、富士ではスタートから最初のセーフティカーランまでバトルが倍になったそう。鈴鹿でも効果はあったと思います。


 近藤会長からは、F1日本グランプリの前での開催や、ドライバーについて変えていきたいという発言がありました。現在の参戦ラインアップはトヨタ、ホンダの若手と外国人の戦いですが、それ以外も乗れる環境を作りたいという趣旨の発言も。また、就任時から言っているメディアとの関係も変えたいそう。今後どうなっていくでしょう?


■今週のリアム・ローソンさん


 さて、今週のリアム・ローソンさんです。今週のピット内は“初心者マーク”。いやいや、ルーキーらしからぬ活躍ぶりですぞ。


 予選ポールポジションは大湯選手。昨年のもてぎでも独特のポーズで記念写真を撮影していましたが、今回はこれ。今後にも期待できそうです。


 というわけで、前編はここまで。後編では、2輪関連のトピック、気になる“組み合わせ”多数のスターティンググリッドで見かけた風景などをお届けします。

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