好調の吉田正尚、米メディアがMLB新人王の”最有力候補”に予想「受賞はほぼ間違いなさそうだ」

2023年5月3日(水)19時23分 ココカラネクスト

連続安打を12試合に伸ばした吉田。菊池から5号アーチも放った(C)Getty Images

 現地5月2日(日本時間3日)、レッドソックスの吉田正尚は本拠地で行われたブルージェイズ戦に「6番・DH」で先発出場。菊池雄星との“日本人対決”を迎え、4回に今季5号のソロホームランを放ち、7−6の勝利に貢献した。

【動画】吉田正尚が圧巻の12試合連続安打!菊池雄星から放った衝撃5号ソロの映像

 2点リードで迎えた4回一死の第2打席、吉田はカウント3−1から菊池が投げた内角の直球を完璧に捉え、打球を右中間のブルペンまで運んだ。打球速度は103マイル(約165・8キロ)、打球角度は34度、飛距離は392フィート(約119メートル)を計測した。また、第3打席でも安打を放ち、この日もマルチ安打を記録した。

 吉田は1日(日本時間2日)にもマルチ安打を記録しており、この日の一発で12試合連続安打を記録。一時は不振に苦しんでいたが、現在の状態は絶好調で打率も・298まで上昇している。

 “マッチョマン”吉田の大活躍には現地メディアも反応。地元放送局『NESN』は「今こそレッドソックスのマサタカ・ヨシダのア・リーグ新人王に賭けるべき」のタイトルで記事を配信し、絶好調の吉田を取り上げた。

 同メディアは「ヨシダはシーズンが開幕してから数週間は苦労したが、ここ数日の活躍から、新人王オッズの人気者になった」と、吉田が現地のスポーツベッティングサイトで新人王の有力候補として人気になっていることを数字とともに紹介。

 また、「連続安打記録を12試合にまで伸ばし、今日の試合ではブルペンにホームランを放った。レッドソックスのルーキー、マサタカ・ヨシダはこのレベルの成績を維持すれば、新人王の受賞はほぼ間違いなさそうだ」とも記載し、早くも吉田を“新人王最有力候補”に挙げた。

 新人王受賞となれば、日本人では2018年のエンゼルス・大谷翔平以来となるが、吉田はタイトルを獲得することができるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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