日本代表FW中村敬斗のフランクフルト移籍拒否?LASK監督「移籍金が…」

2023年5月4日(木)7時33分 FOOTBALL TRIBE

中村敬斗 写真:Getty Images

 かつてガンバ大阪でプレーしていた日本代表FW中村敬斗には、MF鎌田大地の後釜として今季終了後にオーストリア1部LASKリンツからブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルトへ移籍する可能性が報じられている。そんな中村の移籍報道にリンツのディートマー・キューバウアー監督が言及した。オーストリア1部リーグの公式サイトが伝えている。


 中村の去就に関しては英紙『テレグラフ』が今年1月に「リバプールとブライトンは、今季ここまで彼のプレーを見るために定期的にスカウト陣を送り込んでいる」と報道。2クラブにくわえてMF久保建英擁するレアル・ソシエダやFW伊東純也所属のスタッド・ランス、ブンデスリーガ(ドイツ1部)アウクスブルクなどからの関心も伝えられている。


 ただ英メディア『スカイスポーツ』オーストリア版の報道によると、フランクフルトが鎌田大地の後釜として中村の獲得に乗り出したとのこと。移籍金500万ユーロ(約7億5000万円)を用意する可能性が報じられている。


 キューバウアー監督は3日の会見に出席した際、中村のフランクフルト移籍報道について質問を受けると「中村については、移籍金が高いオファーが届いた場合に(売却を)検討するだろう。しかし、それとは別に彼は今季ここまで信じられないほど素晴らしいプレーを見せており、ここでとても快適に過ごしている」


 「確かに他のリーグでプレーして、良い結果を残すだけのクオリティを兼ね備えている。もちろん彼を失うことは、チーム全体としても個人的にも痛い。口数こそ少ないけど、ひとりの人間として、そして選手として中村のことを気に入っているんだ」とコメント。中村のパフォーマンスや性格を称賛する一方、フランクフルトへの同選手放出に関しては懐疑的な見方を示している。


 また『スカイスポーツ』は今月1日、中村の移籍金を「最低でも1200万ユーロ(約18億円)」と見積もっているほか、オーストリアメディア『Linza!』は高額な移籍金を理由にプレミアリーグへの移籍が現実的との見方を示している。


 フランクフルトの用意している移籍金額を踏まえると、リンツはより高額の移籍金収入を得るためにフランクフルトのオファーを拒否して、プレミアリーグ方面に放出する可能性が高いと考えられる。

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