MLSで躍動するGK高丘陽平、クラブ最長のクリーンシート記録を樹立…8戦無敗に貢献

2023年5月8日(月)12時28分 サッカーキング

バンクーバー・ホワイトキャップスのゴールを守る高丘陽平 [写真]=Getty Images

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 メジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスに所属しているGK高丘陽平が、クラブ史上最長となるクリーンシート記録を打ち立てた。

 MLS・ウェスタン・カンファレンス(西地区)第11節が6日に行われ、7戦無敗をキープしているバンクーバー・ホワイトキャップスはミネソタ・ユナイテッドと対戦。4試合連続クリーンシートを達成中のGK高丘はスタメン出場を飾った。試合は点の取り合いの末、バンクーバー・ホワイトキャップスが3−2で勝利。高丘は1点をリードして迎えた72分に1対1のピンチを迎えたが、相手のシュートに右足で反応するなど、的確なポジショニングからゴールを死守していた。

 同試合は2失点を喫し、高丘を筆頭としたバンクーバー・ホワイトキャップスの守備陣は5試合連続のクリーンシート達成とはならなかった。それでも、同試合の33分にコーナーキックから生まれた混戦を経てマイケル・ボクスオールにゴールを許すまで、バンクーバー・ホワイトキャップスは443分間もの間無失点を継続。バンクーバー・ホワイトキャップスのクラブ公式HPによると、この記録は同クラブがMLSに参戦した2011シーズン以降で史上最長の数字になったという。MLSの公式HPによると、これまでクラブの単一シーズンにおける無失点記録は2012シーズンに達成した427分、そしてシーズンを跨いだものであれば2011シーズンから2012シーズンにかけての433分が最長だった。

 高丘は昨季の明治安田生命J1リーグで横浜F・マリノスを3シーズンぶり5度目の優勝へ導き、自身は全試合フル出場を達成してJリーグベストイレブンも受賞。今年2月にバンクーバー・ホワイトキャップスへの移籍が発表されていた。新天地でも開幕から正守護神の座を譲らず、開幕からここまで11試合連続のスタメン出場を記録。“絶対的守護神”として、クラブの史上最長クリーンシート記録に大きく貢献していた。

 この勝利を受け、バンクーバー・ホワイトキャップスはウェスタン・カンファレンス(西地区)の7位に浮上。この後チームは11日にカナディアン・チャンピオンシップ準々決勝のヨーク・ユナイテッド戦に臨み、次節のMLSでは14日にポートランド・ティンバーズと敵地で対戦予定だ。


【ハイライト動画】バンクーバー・ホワイトキャップスが撃ち合いを制す

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