ドルトムントのOBラウクス氏、スポーツ心理学者として約18年ぶりに復帰

2020年5月9日(土)9時31分 サッカーキング

ドルトムント復帰を果たしたラウクス氏 [写真]=Getty Images

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 ドルトムントは8日、クラブOBのドイツ人元GKフィリップ・ラウクス氏がスポーツ心理学者としてクラブに復帰したことを発表した。

 現在47歳のラウクス氏は現役時代、1993−94シーズン、2000年夏から02年夏にかけての2度ドルトムントに在籍し、公式戦通算9試合に出場した。ひざの軟骨損傷によって30歳で現役を退いた同氏は、U−20ドイツ代表とホッフェンハイムのGKコーチを務めてから心理学コーチに転身。これまでにバイエルンとライプツィヒ、シュトゥットガルトのメンタルコーチを務めてきた。

 ドルトムントのファーストチーム・マネージャーを務めるセバスティアン・ケール氏は、人事のねらいとラウクス氏の役割について次のように語っている。

「ドルトムントをプロスポーツのすべての関連分野のなかにベストに近い形で位置付け、全体的なアプローチを共同で追求する専門家のネットワークを形成することが私たちのねらいです。彼はパーソナリティ管理、メンタルコーチング、他の専門家との学際的なコラボレーションなどで私たちをサポートしてくれるでしょう」

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