大谷翔平、意地の8号アーチも実らず エ軍指揮官は「もっと点を取らなければ」と不満の声

2023年5月11日(木)19時13分 ココカラネクスト

大谷の2ランで1点差まで詰め寄ったが、あと1本がでなかった(C)Getty Images

 指揮官の苦悩のコメントが伝えられている。

 エンゼルスは現地時間5月10日(日本時間11日)に行われたアストロズ戦で4−5とあと一歩及ばず、昨日に続き連敗。昨年のワールドチャンピオンであるアストロズとの3連戦を1勝2敗で終えた。

【動画】大谷翔平が意地の8号!体勢崩されながらもスタンドインさせた2ランの映像

 このゲームではアストロズ先発のクリスチャン・ハビエルが好投し、2回にハンター・レンフローに2点本塁打を許すも6回を投げ3安打でエンゼルス打線を押さえている。大谷翔平も、『3番・DH』でスタメン出場するも、6回の3打席目まで2三振を喫するなどノーヒットに封じられていた。

 9回、エンゼルスは反撃に転じ、アストロズ4番手のライアン・プレスリーからマイク・トラウトが内野安打で出塁すると、続く大谷が低めの変化球に対し、体勢を沈めながらボールを捕らえライトスタンドに運んで1点差に追い上げる。しかし、その後ランナー2人を溜めるも、あと一本が出ず、追いつくことはできなかった。

 この日のエンゼルスの敗戦は米国内紙『The Press-Enterprise』でも、フィル・ネビン監督のコメントも交えながら報じている。

 記事では、エンゼルスについて、先発のグリフィン・キャニングが3回までは好投していたことや、守備の乱れから4回に4失点を喫したことなども記されている他、「9回、トラウトが内野安打で出塁すると、ショウヘイ・オオタニが2ランホームランを放ち、1点差に迫った」と反撃の場面も綴られている。最後のあと一歩及ばなかった場面は「ブランドン・ドーリーは三振、マット・タイスはポップアウト、ジオ・アーシェラは内野ゴロとなり、エンゼルスは3連戦の勝ち越しにあと一歩届かなかった」と振り返っている。

 他にも、記事によると、試合後、ネビン監督に4失点に繋がることとなった4回の守備についての質問が向けられたという。その質問に対し「指揮官は再び攻撃に目を向けた」として、以下の様に記されている。

「『もっと点を取らなければならない』とネビンは言った。『そうだ。4点じゃ足りないよ』」

 これでエンゼルスは2カード続けての負け越し。大谷の8試合振りとなる第8号アーチは、この日も勝利には繋がらなかった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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