坂井隆一郎、10秒20で木南記念V2 得意のスタートで飛び出した「日本選手権で9秒台を」

2024年5月12日(日)16時43分 スポーツニッポン

 ◇陸上・木南道孝記念(2024年5月12日 大阪・ヤンマースタジアム長居)

 男子100メートル決勝が行われ、坂井隆一郎(大阪ガス)が10秒20をマークして連覇した。デーデー・ブルーノ(セイコー)が10秒214で2位、和田遼(ミキハウス)が10秒218で3位となった。

 追い風0・2メートルの中、得意のスタートで一気に飛び出し、そのまま加速。僅差でレースを制し「今年最初の大会で緊張もあったけど、勝ちきることができて良かった」と安どの表情を浮かべた。

 昨季は日本選手権を制した一方、2大会連続で出場した世界選手権では予選敗退に終わった。

 「昨年は自分の武器であるスタートがかみ合わなかったので、冬季練習ではそこをしっかり意識してきました。下半身の強化や、ドリルの精度が下がっていたので、そこを修正して取り組みました」

 上半身などの筋力強化にも励み、昨年よりも体重は2〜3キロ増えて現在は68キロ。腸腰筋の炎症などでシーズンインはやや遅れたが、体重が増えても重さを感じることなく走れている。

 「まずはセイコーGPがあって、日本選手権で9秒台を出せるように力をつけたい」

 男子100メートルのパリ五輪参加標準記録は10秒00。9秒台へと突入し、大舞台への切符をつかむ。

スポーツニッポン

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