【柔道】斉藤立が1年5カ月ぶりの国際大会優勝 パリ五輪前最後の実戦で本番へ弾み

2024年5月12日(日)23時40分 スポーツニッポン

 ◇柔道グランドスラム・カザフスタン最終日(2024年5月12日 カザフスタン・アスタナ)

 男女計5階級が行われ、男子100キロ超級でパリ五輪代表の斉藤立(JESグループ)が4試合を勝ち抜き優勝した。決勝はタジキスタン選手から終盤に大内刈りで技ありを奪い、そのまま逃げ切って優勢勝ち。3月のグランドスラム(GS)アンタルヤ大会は2位に留まったが、五輪前最後の実戦で頂点に立ち、2カ月半後の本番へ弾みを付けた。

 当初はGSアンタルヤ大会が五輪前最後の実戦予定だった斉藤だが、2位に留まった結果や、約3カ月ぶりの実戦に「試合勘が鈍っていた。ガッツリつかむために」と自ら“追試”を課した。迎えたこの日は初戦でトルコ選手を寝技で破ると、3回戦以降は立ち技がさえ、特に準決勝ではオランダ選手に代名詞の体落としで合わせ技一本勝ち。19日に開幕する世界選手権が控えるため、有力選手が不在とはいえ、出色の内容で22年12月のマスターズ大会以来、1年5カ月ぶりの国際大会優勝となった。

スポーツニッポン

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