巨人 722日ぶり単独首位浮上から一夜で陥落 岡本和8号先制弾も空砲 坂本が通算2351安打も

2024年5月12日(日)21時28分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人1—3ヤクルト(2024年5月12日 神宮)

 巨人は敵地でヤクルトに逆転負けを喫して連勝が4でストップ。今季2度目の5連勝と阿部体制初の貯金5を逃し、722日ぶりに浮上したばかりの単独首位から一夜で陥落した。

 0—0で迎えた6回、主砲・岡本和が2試合連発3本目となる8号ソロを放って先制。だが、その裏、先発右腕・高橋礼が先頭のサンタナに5号ソロを浴び、一瞬にして振り出しに戻った。

 高橋礼は6回8安打1失点で降板し、勝敗付かず。

 1—1で迎えた7回には2番手左腕・井上が先頭・丸山和を四球で塁に出し、村上も四球で歩かせて2死一、三塁としたところで降板。

 ここで今季初登板となった2020年ドラフト1位右腕・平内が最初に打席へ迎えたサンタナに右前適時打を許して勝ち越しを許し、これが相手の決勝点となった。

 1点を追う8回には2死一、二塁で小林の代打・岸田が中前打を放ったが、二走・吉川が本塁憤死して同点ならず。この回から中堅の守備に入って途中出場していた岩田のワンバウンド好返球に阻まれた。

 その裏には4番手右腕・京本が長岡の適時打で手痛い3点目を失った。2番手で投げた井上が今季3敗目(0勝)を喫している。

 なお、坂本は6回に相手先発右腕・サイスニードから右前打を放ち、自身の現役最多記録を更新する通算2351安打目をマーク。“打撃の神様”と呼ばれたレジェンド、川上哲治(巨人)のNPB歴代13位記録に並んでいる。坂本はこれが4試合16打席ぶりの安打だった。

 

スポーツニッポン

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