久保建英のいとこ凜 女子800メートルでパリ切符へ弾みのV 日本選手権優勝&参加標準突破で

2024年5月13日(月)4時35分 スポーツニッポン

 ◇陸上 木南道孝記念(2024年5月12日 大阪市・ヤンマースタジアム長居)

 女子の800メートルは久保凜(16=東大阪大敬愛高)が2分5秒11で制した。これで今季はグランプリシリーズ3連勝。目標に掲げるパリ五輪出場へと弾みをつけた。走り幅跳びは日本記録保持者の秦澄美鈴(28=住友電工)が6メートル72の大会新記録で優勝。男子1500メートルは飯沢千翔(23=住友電工)が日本歴代2位の3分35秒77で制した。

 16歳の久保が粘りに粘った。終盤、ライバルに迫られながらもラストの直線で後続を突き放した。高校記録(2分2秒57)更新はならなかったが、選抜中・長距離大会と静岡国際に続いて頂点に立った。

 昨年末、陸上部の駅伝(長距離)を束ねる野口雅嗣監督(55)から言葉をかけられた。「来年、800でパリ五輪を目指そう」——。現在の自己ベストは昨夏から3秒近く縮めて2分3秒57。日本記録(2分0秒45)の更新、パリ五輪参加標準記録(1分59秒30)の突破も視野に入れる。

 サッカー日本代表の久保建英(Rソシエダード)をいとこに持つ高校2年生は「(6月末の)日本選手権優勝は一番の目標。狙っていく」と言い切った。日本一となり、参加標準記録を突破すればパリへの道は開ける。全力でチャレンジする。

スポーツニッポン

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