日本ハム伊藤大海「北海道で勝つ1勝は格別」 今季本拠初白星でトップタイ5勝目、8回0封10奪三振快投
2025年5月13日（火）17時50分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ 日本ハム7—0オリックス（2025年5月13日 エスコンF）
日本ハムの伊藤大海投手（27）が13日のオリックス戦（エスコンF）に先発登板。8回4安打無失点でハーラートップタイの今季5勝目を挙げた。チームは7回に一挙5点を挙げるなど、7—0の快勝で引き分けを挟む今季初の5連勝を飾り首位をキープした。
6日に続きオリックスとの首位攻防戦に先発。初回から力強い投球で相手打線を圧倒し、「いつもと変わらず、先頭（打者）だったり初球だったり、いろいろなことを意識して投げた」と4安打10奪三振の117球を振り返った。
本拠での今季初勝利に「ここで生まれ育って今まで野球をやってきたので、北海道で勝つ1勝は格別。これからも1勝1勝積み重ねてたくさん勝ちたい」と白い歯をこぼした。
6回の1死一、三塁のピンチでは3番・太田を152キロの直球で見逃し三振、4番・杉本を137キロのスライダーで空振り三振に仕留めた。自身のけん制悪送球で2死三塁とされた7回も若月を151キロの直球で見逃し三振斬り。「自分で招いたピンチだったので、ここは抑えないとヤバいなと思っていた」と明かした。
今季初登板となった本拠地開幕戦の4月1日のソフトバンク戦では5回9安打5失点と打ち込まれ、今季初黒星を喫した。「最初の入りがここ（エスコンF）でふがいなさがあったので、何とか立て直そうと投げてきた結果」と、ハーラートップに並ぶ今季5勝目にうなずいた。「チームのみんなが点を取って守ってくれて、いろんな選手がマウンドまで声を掛けに来てくれたことが良い投球につながっている」と味方に感謝した。
