プレミア移籍噂の武藤嘉紀、マインツへの感謝語る…今季8得点も満足せず

2018年5月14日(月)14時6分 サッカーキング

ドイツでの3シーズン目を終えた武藤嘉紀 [写真]=Bongarts/Getty Images

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 マインツに所属する日本代表FW武藤嘉紀が、今シーズンの公式戦全日程を終えた心境を明かした。ドイツ誌『Kicker』日本語版が14日に報じている。

 武藤は今シーズン、ブンデスリーガでチームトップの8得点を記録。1部残留に大きく貢献した。12日に行われた最終節のブレーメン戦ではフル出場を果たしたものの、ゴールネットを揺らすことができずに1−2と敗戦。最終戦を勝利で飾ることはできなかった。

 ブンデスリーガでの3年目を終えた武藤。今シーズンを振り返って、以下のようにコメントしている。

「ハットトリックを決めることができたな、と思う試合もあります。でも思ったところにボールを持っていけずに、ポストに嫌われたりしました。あれは残念です」

「難しいシーズンでした。残留争い、厳しい雰囲気、そして戦術の変更。それに代表メンバーからも外れるようになりましたし、なかなか思うようにいかないところがありましたね。だから終わってみて、満足を口にできるわけではありません」

「せめて二桁得点を決めたかったですし、それに最初からPKを自分が蹴るというところを見せるべきだったかなとも思います」

 悔しさを明かした武藤は今夏の移籍市場でプレミアリーグのクラブに新天地を求める可能性が高いと見られている。同選手はマインツへの感謝も口にした。

「マインツはすばらしいクラブです。ファンは温かくて、残留を果たせたのは彼らのサポートがあったからこそだと思います。プレーするときは大きな力を与えてくれました。このことにとても感謝しています」

 同誌は武藤のコメントを受け、「マインツ時代がすでに過去のものとなってしまったかのようだ」と記し、移籍が有力であるとの見解を示した。同選手は3シーズンでブンデスリーガ66試合に出場し、20得点10アシストを記録。現行契約は来夏までとなっていることから、マインツ側も移籍金が発生する今夏の移籍市場で同選手を放出する可能性が高いと見られている。なお移籍先候補にはニューカッスルの名前が浮上している。

サッカーキング

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