最下位エイバル、残留の望みつなぐ劇的ドロー…武藤は途中出場、乾は出番なし

2021年5月14日(金)5時7分 サッカーキング

エイバルがセルジ・エンリクのゴールで引き分けに持ち込んだ [写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ第36節が13日に行われ、MF乾貴士とFW武藤嘉紀が所属するエイバルとベティスが対戦した。乾はベンチ入りしたが、2試合連続の出番なし。武藤はベンチスタートで80分から途中出場した。

 最下位のエイバルは今年に入って16試合未勝利(4分12敗)と低迷し降格危機に陥っているが、この2試合は今シーズン初の連勝を飾って巻き返し。3連勝を目指す今節は、6位のベティスをホームに迎えた。

 試合は立ち上がりにアウェイのベティスが幸先よく先制に成功した。4分、ディエゴ・ライネスが右サイドから中央に切り込んで横パス。これを受けたペナルティエリア前中央のアンドレス・グアルダードが左足を振り抜くと、シュートは相手選手に当たってゴール左に決まった。

 残留に向けて負けられないエイバルはその後も苦戦を強いられたが、終盤についに反撃が実る。83分、ロベルト・コレアが右サイドからクロスを上げると、ゴール前のセルジ・エンリクがヘディングシュートを叩き込んで同点ゴールを決めた。

 試合はこのまま終了し、エイバルは土壇場で追いつき、上位のベティス相手に勝ち点1を獲得。最下位脱出は叶わなかったが、残り2試合で残留圏17位のウエスカとは勝ち点差3ポイントとなり、残留への望みをつないだ。

 次節は16日に一斉開催され、エイバルはアウェイでバレンシアと、ベティスはホームでFW岡崎慎司が所属するウエスカと対戦する。

【スコア】
エイバル 1−1 ベティス

【得点者】
0−1 4分 アンドレス・グアルダード(ベティス)
1−1 83分 セルジ・エンリク(エイバル)

サッカーキング

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