「簡単な方法で…」エトオ氏を口説きインテルに導いた、モウリーニョ監督の“ある一言”とは?

2020年5月17日(日)17時43分 サッカーキング

様々なエピソードを披露したエトオ氏 [写真]=Getty Images

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 現役時代にバルセロナやインテルなどで活躍した元カメルーン代表のサミュエル・エトオ氏が、インテル加入直前の逸話を披露した。17日に、イタリアメディア『フットボールイタリア』が同紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』の記事を引用して報じている。

 エトオ氏は2009年、ズラタン・イブラヒモヴィッチとのトレードでインテルに加わった。「一度インテリスタになると、インテリスタとして死ぬことになるんだ」と『ガゼッタ・デロ・スポルト』に語ったエトオ氏は、インテル移籍を決断させたジョゼ・モウリーニョ監督の“ある一言”を回顧した。

「モウリーニョは、実に簡単な方法で私を口説いたんだ。『これは君のものだ、私は君を待っている』と書いた、インテルの背番号9のシャツを贈ってくれたのさ」

 インテルに加入する時、エトオ氏は一つの条件を提示していたようだ。

「インテルから提示された給与と、私が求めた給与には大きな開きがあった。だから私は『2年以内にチャンピオンズリーグ(CL)で優勝したら、不足分をボーナスで払ってもらおう』と言って、インテル幹部を驚かせたんだ。でも、その10カ月後に私たちはCLを制覇した」

 また、エトオ氏はインテル加入前にマルコ・マテラッツィ氏から電話をもらったことも告白。「マテラッツィは『君がインテルに来たら、俺たちはすべてを勝ち取ることができるだろう』って電話をかけてきたんだ。でも、私のアドレス帳には彼の番号がなかったから、(デメトリオ・)アルベルティーニに確認したんだ。『君の番号じゃないよね?』ってね」と、2005年にバルセロナでチームメイトだったアルベルティーニ氏に電話をしたことも明かしている。

サッカーキング

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