大一番を前に…自信をのぞかせるペップ「私の遺産はすでに並外れている」

2023年5月17日(水)14時57分 サッカーキング

マンチェスター・Cを率いるグアルディオラ監督 [写真]=Getty Images

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 マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、レアル・マドリード戦に向けて意気込みを語った。16日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 9日に敵地で行われたレアル・マドリードとのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝・ファーストレグは、1−1のドローに終わったマンチェスター・C。2シーズンぶりの決勝進出をかけて、17日にホームでのセカンドレグに臨む。

 大一番の前日会見に出席したグアルディオラ監督は「私は何度もここまで来た。私の遺産はすでに並外れている。選手たちにはこの瞬間を楽しむように伝えた。ここにいられることは信じられないほど幸運だからね」と語りながら、次のように続けた。

「それは私たちの手の中にあり、私たち次第だ。特別なことをする必要などない。決勝に進むためにただ1勝すればいいだけだ。彼らには信じられないほどの感情を抱いている。何が起きたとしても、私とシティのファンを再びここまで連れてきてくれた彼らには本当に感謝している」

 なお、プレミアリーグでは直近5シーズンで4回の優勝を飾っているマンチェスター・Cだが、これまでCLを制覇したことはなく、グアルディオラ監督にとっては同クラブで唯一欠けているタイトルとなっている。それでも、データサイト『OPTA』はマンチェスター・Cの決勝進出確率を69パーセント、優勝確率を45パーセントと算出しており、優勝候補筆頭であることが伝えられている。

 待望のタイトル獲得が近づくなか、グアルディオラ監督は「7年前に契約にサインしたとき、彼らにはチャンピオンズリーグで勝てとは言われなかった。私とスタッフたちを連れてきたのは、できる限りの最善を尽くすためだと言われた」と欧州王者になることを必ずしも求められていることではないと明かしつつ、可能な限り初制覇を目指していることも強調した。

「それでも、これ以外のすべてのタイトルを獲得しているということを否定はできない。もちろん、私たちはそれを望んでいる。2年前にチェルシーとの決勝に敗れ、昨年はレアル・マドリードに敗れてからまたチャンスが来た。全力で勝ち取ることを目指している。人々は十分に近づいていると言うが、私はまだ遠く離れていると感じている」

「ここにいられることは夢が叶ったようなものだ。将来、私たちがここに来られるとは誰も保証することができない。だから、そこに来られたのなら、やるしかない。ここにいる人たちと一緒なら、それが間違いなくできると思っている」

サッカーキング

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