19歳ではじめたゴルフは“歴5年” 岡野亜美がプロを目指すきっかけとなったのは「大学の履修」

2024年5月21日(火)19時30分 ALBA Net

岡野亜美がデビュー戦を振り返った(撮影:上山敬太)

写真を拡大

<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第4戦 PIM Ladies Tournament(一日競技)◇20日◇セブンハンドレッドクラブ(栃木県)◇6389ヤード・パー72>

25歳までが出場可能のマイナビ ネクストヒロインゴルフツアー。現在24歳で、ラストイヤーの岡野亜美が、同ツアーを知ったのはインスタグラムだった。経験のある選手ばかりだったうえに、「ファン投票制だから無理だなって思ったけど、せっかくだから登録してみよう」と参戦を決意し、デビュー戦を迎えた。


岡野がゴルフを始めたのは大学2年時の19歳と、いまではかなり遅めの部類。きっかけは大学の授業だった。「履修を組んでいたら空きコマがあって、ゴルフを取ってみた」。すると、楽しくてはまっていったという。それまでは陸上部で砲丸投げや円盤投げをやっていた。それをやめて、大学3年でゴルフ部に入部。そこからプロゴルファーを目指すようになったいう異色の経歴を明かす。

「ゴルフは、陸上では使わない頭を使う」。トレーニング面でも「以前は瞬発力や重量が大事だったが、ゴルフは数の多さとスピードが求められる」と対照的。それでも陸上で鍛えられた体から放たれるドライバーの飛距離は240ヤード。ところが「飛ぶほうだと思っていたんですけど、同組の子が全員飛ばしていてびっくり」。デビュー戦を終えて不安を感じたが、「あれくらい飛ばしたい」と新たな発見もあり、気持ちは前向きだ。

これまでサンクス・ウィメンズ・ゴルフ・ツアー(TWGT)やATPゴルフツアーといったミニツアーに出場経験があるが、テレビカメラのある試合はこの日がはじめて。スタートホールは緊張で手が震えたという。徐々にリラックスできたが、強い雨と風もあって思うようなゴルフができず、「雨に弱すぎるな」と初戦は最下位に終わり、反省を持ち帰る。

そんな岡野が憧れるのは国内女子ツアー2勝を挙げて「全米女子オープン」も制し、メジャーチャンピオンの仲間入りをした笹生優花。ゴルフ歴は5年と浅いが、笹生のような力強いスイングを目指して、ここから優勝を狙っていく。(文・小池文子)


<ゴルフ情報ALBA Net>

ALBA Net

「ゴルフ」をもっと詳しく

「ゴルフ」のニュース

「ゴルフ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ