【阪神】4カード連続勝ち越し首位キープも 心配なのは「タイムリー欠乏症」交流戦大丈夫?

2024年5月24日(金)14時54分 J-CASTニュース

阪神が首位攻防戦となった2024年5月23日の広島戦(マツダ)で2−1と逃げ切り、貯金を今シーズン最多の7に。2位・広島と2.5ゲーム差に突き放した。

投手陣が踏ん張り、しぶとい戦いぶりを見せる阪神

しぶとい戦いぶりを見せているが、打線の状態がなかなか上向いてこないのが気がかりだ。

最近10試合で7試合が2得点以下。23日の同戦は9安打を放ち、毎回のように好機を作ったが決定打が出ない。

3回無死満塁の好機では4番の大山悠輔が一飛に倒れると、5番のシェルドン・ノイジーが三ゴロ併殺打で無得点。

5回も西勇輝、近本光司の連打で無一、二塁と好機を作ったが、中野拓夢、森下翔太が空振り三振、大山が左飛に倒れた。

9回も1死満塁で森下が空振り三振、大山が遊ゴロと追加点を奪えない。投手陣の踏ん張りで4カード連続勝ち越しを決めたが、反省点の多い試合だった。

交流戦の戦い次第で、順位が大きく変動するだけに

スポーツ紙記者は

「あれだけチャンスをつぶせば、試合の主導権を奪われても不思議ではない。交流戦ではパリーグの首位を独走するソフトバンク、勢いのある日本ハムと対戦します。取るべきところできっちり点を取らないと、苦しい戦いになります」

と警鐘を鳴らす。

岡田彰布監督が就任した昨シーズンはリーグ制覇と38年ぶりの日本一に輝いたが、交流戦は7勝10敗1分と苦戦。ロッテをのぞくパリーグ5球団に1勝2敗と負け越した。

交流戦の戦い次第で、順位が大きく変動する。クリーンアップを担う森下、大山、ノイジーの奮起が求められると共に、攻守で精彩を欠きファームで調整している佐藤輝明が1軍に再昇格するタイミングが注目される。(中町顕吾)

J-CASTニュース

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