ボーフムとグロイター・フュルトが1部昇格! キールが3位後退でケルンと入替戦/ブンデス2部最終節

2021年5月24日(月)0時41分 サッカーキング

ブンデスリーガ2部最終節が行われた [写真]=Getty Images

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 2020−21シーズンのブンデスリーガ2部最終節が23日に行われた。

 ボーフムは勝てば昇格と自力優勝が決まる状況でザントハウゼンと対戦し、29分に先制する。59分に追いつかれたボーフムだが、78分に逆転すると、87分にリードを広げる。このまま3−1で勝利したボーフムは、2部優勝と2009−10シーズン以来の1部復帰を決めた。

 アペルカンプ真大が所属するデュッセルドルフと対戦したグロイター・フュルトは、26分に先制を許すと、前半アディショナルタイムには退場者を出して数的不利となる。53分に追いついたフュルトは、56分にアペルカンプの今季6点目を許して再び追う展開に。それでも69分に追いつくと、83分にディクソン・アビアマが値千金の逆転ゴールを挙げる。このまま3−2で逃げ切ったフュルトが、自動昇格圏の2位でシーズンを終えた。フュルトはクラブ史上2度目の昇格となり、2012−13シーズン以来となる1部復帰を果たした。

 ホルシュタイン・キールは、勝利で初の昇格が決まる状況でダルムシュタットと対戦。キールは18分に先制したものの、後半に3点を奪われて逆転される。87分に1点を返したものの、反撃は及ばず、2−3で敗れた。3位に後退したキールは、1部16位のケルンと入れ替えプレーオフで対戦することになった。ケルンホームの第1戦は26日、キールホームの第2戦は29日に行われる。

 MF原口元気とDF室屋成が所属するハノーファーは、ニュルンベルクに1−2で敗れ、13位でシーズンを終えることになった。原口と室屋はともにフル出場を果たした。MF宮市亮が所属するザンクト・パウリは、ヤーン・レーゲンスブルクに0−3で敗戦。宮市はベンチ入りを果たしたものの、出番は訪れなかった。

 ブンデスリーガ2部、最終節の試合結果と最終順位表は以下の通り。

■ブンデスリーガ2部最終節
ハイデンハイム 1−2 カールスルーエ
ハンブルガーSV 4−0 ブラウンシュヴァイク
ハノーファー 1−2 ニュルンベルク
エルツゲビルゲ・アウエ 2−1 オスナブリュック
ボーフム 3−1 ザントハウゼン
グロイター・フュルト 3−2 デュッセルドルフ
ホルシュタイン・キール 1−3 ダルムシュタット
ヤーン・レーゲンスブルク 3−0 ザンクト・パウリ
ヴュルツブルガー・キッカーズ 1−1 パーダーボルン

■ブンデスリーガ2部順位表
※()内は勝ち点/得失点差

1位 ボーフム(67/+27)
2位 グロイター・フュルト(64/+25)
=========自動昇格圏=========
3位 ホルシュタイン・キール(62/+22)
=====昇格・降格プレーオフ出場圏=====
4位 ハンブルガー(58/+27)
5位 デュッセルドルフ(56/+9)
6位 カールスルーエ(52/+7)
7位 ダルムシュタット(51/+8)
8位 ハイデンハイム(51/0)
9位 パーダーボルン(46/+8)
10位 ザンクト・パウリ(47/−5)
11位 ニュルンベルク(44/−5)
12位 エルツゲビルゲ・アウエ(44/−9)
13位 ハノーファー(42/+2)
14位 ヤーン・レーゲンスブルク(38/−13)
15位 ザントハウゼン(34/−19)
=====昇格・降格プレーオフ出場圏=====
16位 オスナブリュック(33/−23)
=========自動降格圏=========
17位 ブラウンシュヴァイク(31/−29)
18位 ヴュルツブルガー・キッカーズ(25/−32)

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