来季CL出場権獲得のチェルシー、2桁得点者ゼロでのトップ4入りは110年ぶり

2021年5月24日(月)16時23分 サッカーキング

トップ4入りを果たしたチェルシー [写真]=Getty Images

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 チェルシーが1910−11シーズン以来となる記録で来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。

 プレミアリーグ第38節が23日に行われ、3位チェルシーはアウェイで11位アストン・ヴィラと対戦。43分にCKから失点すると、52分にもPKから追加点を奪われた。70分にベン・チルウェルのゴールで1点を返したものの、追いつくことができず、1−2で敗れた。自力でCL出場権を獲得することはできなかったものの、5位レスターが7位トッテナムに2−4で敗れたため、最終順位は4位で来シーズンのCL出場権を獲得した。

 トップ4入りを果たしたチェルシーのリーグ戦総失点は優勝したマンチェスター・Cに次いで少ない「36」だった一方で、総得点は「58」とリーグ8位に終わった。最多得点者はイタリア代表MFジョルジーニョの7得点だが、同選手の得点はすべてPKから決めたもので、得点力不足に苦しんだシーズンだった。

 データサイト『OPTA』によると、2桁得点者がいないチームが4位以内でシーズンを終えたのは1910−11シーズンのエヴァートン以来、110年ぶり。また、イギリスメディア『Squawka』によると、チェルシーでリーグ戦の2桁得点者がゼロに終わったのは1996−97以来のこととなった。

 今シーズンのチェルシーは、昨年夏に大型補強を敢行してフランク・ランパード体制の2年目でスタートさせた。しかし、リーグ戦19試合終了時点で8勝5分6敗の9位と成績が振るわず、今年1月25日に解任。翌日にトーマス・トゥヘル監督が就任すると、チームを立て直すことに成功し、就任後10試合無敗を記録するなど、リーグ戦38試合を19勝10分け9敗、勝ち点「67」の4位で終えた。

サッカーキング

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