マンC、38歳GKカーソンと1年契約延長を発表「引き続きサポートしていきたい」

　マンチェスター・シティは23日、元イングランド代表GKスコット・カーソンとの契約を1年延長したことを発表した。

　1985年9月3日生まれの現在38歳のカーソンは、リーズの下部組織出身で、2004年にトップチームデビューを果たした。2005年にリヴァプールへと完全移籍すると、シェフィールド・Wやチャールトン、アストン・ヴィラへのレンタル移籍を経て、2008年にウェスト・ブロムウィッチへ完全移籍。その後、ブルサスポルやウィガン、ダービー・カウンティでのプレーを経て、2019年8月にマンチェスター・シティにレンタル移籍をすると、2021年7月にフリー移籍でマンチェスター・シティに加入している。

　3番手のバックアッパーとしてチームを支えているカーソンは、昨シーズンに続いて今シーズンも出場機会はなく、加入してからの5シーズンで公式戦2試合出場のみに終わっている。

　それでも、2025年6月30日までとなる新契約を締結し、プロキャリア21年目を迎えることとなったカーソンはクラブ公式サイトで以下のように喜びを語っている。

「シティのこの信じられないようなチームの一員として新たなシーズンを楽しみにしている。毎日一生懸命働いて、ペップ（ジョゼップ・グアルディオラ）やシャビ・マンシシドール（GKコーチ）、そしてワールドクラスの選手たちから何かしら新しいことを学んでいる。さらなるトロフィー獲得を目指して、他のゴールキーパーたちが最高のパフォーマンスを発揮できるように引き続きサポートしていきたい」

　また、フットボール・ディレクターを務めるチキ・ベギリスタイン氏はカーソンへの信頼を次のように口にしている。

「スコットはここ数シーズンの私たちの成功にとって重要な役割を果たしてくれている。チームメイトをサポートして、私たちの優れたゴールキーパーたちの一員として懸命にトレーニングしてきた。彼が契約延長に同意してくれたことを嬉しく思っている。彼がチームを助け、2024−25シーズンにピッチに呼ばれた時には準備ができていることを願っている」