いざ、全米へ! 女王・山下美夢有は7位フィニッシュに「気持ち良く行けます」

2024年5月26日(日)18時33分 ALBA Net

女王・山下美夢有は昨年のリベンジを狙う(撮影:藤井孝太郎)

写真を拡大

<リゾートトラストレディス 最終日◇26日◇関西ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇ 6545ヤード・パー72>

海外メジャーの今季第2戦「全米女子オープン」(米ペンシルベニア州ランカスターCC)は30日(木)に開幕する。国内ツアーを主戦場とする日本勢は現時点で13人(出場権獲得が決定的な竹田麗央を含む)が出場するが、今大会には優勝した岩井明愛、2位の竹田ら10人が出場し、渡米前の最後の日本ツアーを戦った。


4月に日本で行われた予選をトップで通過した尾関彩美悠は「きょうはピン位置が難しく、グリーンも硬くなっていた」と1バーディ・4ボギーの「75」をたたき、4位から14位に後退。「しっかりグリーンで止められるショットが打てるように調整したい」と話し、初のメジャーに挑む。

米ツアーメンバーだった2020年以来、2度目の出場となる河本結は「わくわくしている。楽しみしかないです」。20年はメジャー4試合に出場し、全米女子OPは60位、「全米女子プロ」で48位に入った25歳は「今の自分の力がメジャーでどこまで通用するか試したい」と表情を引き締めた。トータル1アンダーの33位で4日間を終えると「日本を出発するときから米国時間に合わせて食事をしたり、寝るのがすごくいいんです」と時差ぼけ対策を披露し、「全米が終わったら、すぐにサントリーレディス。疲れを残さないようにしたい。頑張ってきます」と笑顔で話した。

6度目の海外メジャー挑戦となる2季連続年間女王・山下美夢有は、6バーディ・2ボギーと4日間の最後に初の60台となる「68」をマーク。トータル8アンダーの7位でフィニッシュした。最終18番パー4は残り130ヤードの2打目をピン横20センチにつける会心のショットで締めくくり、「ショットはだいぶ改善できた。気持ち良く行ける。向こうでも頑張ります」と笑顔を浮かべた。初出場だった昨年の全米は予選落ち。今年はパリ五輪の代表にも直結する大事な大会となるだけに、「現地に行ってコースをしっかり確認したい」と話した。

日本ツアーから出場する13人のうち今大会を欠場したのは藤田さいき鈴木愛、神谷そらの3人。米ツアー組の畑岡奈紗、古江彩佳、西村優菜ら総勢21人が出場する今年の最高峰メジャーで2021年の笹生優花に続く優勝者は誕生するのか。チーム・ジャパンの活躍が今から楽しみだ。(文・臼杵孝志)

【全米女子OP 国内ツアー日本勢の出場有資格者一覧】
藤田さいき(初出場)
岩井千怜(2年連続2回目)
岩井明愛(2年連続2回目)
神谷そら(初出場)
河本結(4年ぶり2回目)
木村彩子(初出場)
小祝さくら(2年ぶり3回目)
仁井優花(初出場)
尾関彩美悠(初出場)
櫻井心那(初出場)
鈴木愛(2年ぶり6回目)
山下美夢有(2年連続2回目)
竹田麗央(初出場)※

※5月27日発表の世界ランキングにより正式決定


<ゴルフ情報ALBA Net>

ALBA Net

「女王」をもっと詳しく

「女王」のニュース

「女王」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ