トヨタ勢がトップ4占める。カーティケヤン、伊沢拓也がクラッシュ/【タイム結果】2018スーパーフォーミュラ第3戦SUGO 土曜フリー

2018年5月26日(土)10時12分 AUTOSPORT web

 2018年の全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦スポーツランドSUGOは5月26日、60分間のフリー走行が行われ、石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)がトップタイムをマークした。


 薄雲が広がったものの、前日と同じくすごしやすい気候に恵まれた予選日のスポーツランドSUGO。午後に控えるノックアウト予選に向けたフリー走行は定刻の9時にスタートした。


 セッションスタートから20分を過ぎるまでは大きな混乱もなく各ドライバーとも周回。ソフトタイヤを履いたトム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が1分6秒275で暫定トップにつけた。 


 そして9時24分、ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)が最終コーナー通過中にリヤが流れてコースアウト。フロントからスポンジバリアに激突したため、セッション1度目の赤旗が出された。カーティケヤンには大きな怪我はないようで自力でマシンを降りている。


 マシンの回収が作業が終わり、セッションは9時37分に再開。セッション残り時間が25分を切っていること、このスポーツランドSUGOでソフトタイヤを履くのは今回が初めてであることなどもあり、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)などはソフトタイヤを投入している。


 そのセッション再開から4分後、伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)がS字コーナーからハイポイントコーナーまでの短いストレート区間でイン側ガードレールに激しくクラッシュ。セッション2度目の赤旗が出された。


 伊沢のマシンはノーズ部分が大破しており、フロントタイヤが取れるほどの衝撃を受けている。また伊沢は自力で脱出したものの、マシンを降りた直後は足をかばうような素振りも。その後、伊沢は駆けつけたスタッフとともにサーキットのメディカルセンターに向かったが、大事には至らなかったようでセッション中にはピットに姿をみせている。


 車両回収を終えて、セッションは9時52分に残り8分で再開。ここからはほぼ全車がソフトタイヤを投入して予選を想定したアタックを繰り返している。


 セッショントップにつけたのは金曜日の専有走行でもトップタイムを記録した石浦。2番手に国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING)、3番手に中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、4番手に小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が続き、トヨタエンジン勢がトップ4を占めた。


 ホンダエンジン勢最上位は塚越広大(REAL RACING)の5番手。そのほか、これがスーパーフォーミュラデビュー戦のダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)が15番手、参戦2戦目のディルマンが12番手につけている。


 スーパーフォーミュラ第3戦SUGOはこのあと、13時20分からノックアウト方式の公式予選が行われる。


■2018スーパーフォーミュラ第3戦SUGO 土曜フリー走行




































































































































































Pos.No.DriverTeamEngineTime
11 石浦宏明JMS P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1’05.663
22 国本雄資JMS P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1’05.687
336 中嶋一貴VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA1’05.709
418 小林可夢偉carrozzeria Team KCMGTOYOTA1’05.906
517 塚越広大REAL RACINGHonda1’06.022
620 平川亮ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1’06.030
74 山下健太KONDO RACINGTOYOTA1’06.046
819 関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1’06.067
950 千代勝正B-Max Racing teamHonda1’06.096
108 大嶋和也UOMO SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA1’06.109
1115 D.ティクトゥムTEAM MUGENHonda1’06.193
127 T.ディルマンUOMO SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA1’06.275
135 野尻智紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHonda1’06.333
146 松下信治DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHonda1’06.365
1537 J.ロシターVANTELIN TEAM TOM’STOYOTA1’06.386
1616 山本尚貴TEAM MUGENHonda1’06.440
173 N.キャシディKONDO RACINGTOYOTA1’06.798
1864 N.カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACINGHonda1’06.998
1965 伊沢拓也TCS NAKAJIMA RACINGHonda1’07.000


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