阪神・サトテル二冠もいける?好調な打撃以外で注目集める「分野」

2023年5月26日(金)12時58分 ココカラネクスト

状態を上げてきた佐藤輝(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 阪神の若き主砲、佐藤輝明が好調をキープしている。

 25日のヤクルト戦(甲子園)に「5番・三塁」で先発出場した佐藤は1点を勝ち越した10回二死満塁の好機に、木澤尚文の変化球を完璧に捉え、走者一掃となるタイムリーを放った。

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 前日も9回二死一、三塁から適時打を放ちヒーローとなっていた。二夜連続でヒーローインタビューを受け、「最高です!」と声をはりあげた。

 この活躍でセ・リーグ打点トップとなる30打点目をマーク。月間打点数も22まで急上昇、開幕直後の不振からV字回復を見せている。

 「マイナビオールスター2023」のファン投票中間発表では、三塁手部門で前日まで1位だったDeNA・宮崎の票数を抜くなど、存在感を示している。

 また、快進撃を続ける佐藤輝をめぐっては打撃以外の分野でもひそかにファンの間から注目を浴びていることがある。

 阪神・近本光司、中野拓夢、中日・岡林勇希と並び、現在リーグトップの「5盗塁」をマークしているのだ。

 これまでの佐藤輝といえば足も使える選手として認識されてはいたが、ほかの選手はいわば、盗塁部門のスペシャリストばかり。この快進撃には、ネット上でも「思い切りがいい!」「5番で盗塁王も獲れたら格好良すぎ!」と早くもスピードスターとしての才能を期待する声が上がっている。

 打って走って守って—、昨年は長く不振に苦しんだ若き主砲が大暴れすれば、それだけチームが目指す「アレ」にも近づくことになる。

 26日からは交流戦前、最後となる伝統の一戦を本拠地甲子園で巨人と戦う。ともにチーム状態をあげてきた両軍のハッスルプレーに期待したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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