「小声で何か言ったのだろう」元日ハム助っ人が巻き起こした“あわや乱闘劇”の舞台裏 きっかけは何だったのか

2024年5月27日(月)12時39分 ココカラネクスト

日本ハムでもプレー経験のあるマーティンがあわや乱闘劇を巻き起こした(C)Getty Images

 レッドソックスが現地時間5月26日(日本時間27日)、本拠地でブルワーズと対戦。1-1で迎えた7回に、日本ハムでもプレーした経験のあるクリス・マーティンが2番手で登板すると、二死三塁のピンチでクリスチャン・イエリチを一ゴロに打ち取ったあとに“事件”が起きた。

【動画】両軍の選手が集まり“乱闘寸前”に!元日ハム助っ人が何かを発するシーン

 マーティンが一塁手のドミニク・スミスから送球を受け取って一塁ベースを踏むと、何かをつぶやきながら一塁ベンチへと戻っていった。すると、ブルワーズのクインティン・ベリー一塁コーチがこれに反応し、マーティンに向かって何か言葉を発すると、右腕もこれに対抗して口論が始まった。両軍のベンチやブルペンからも選手たちがグラウンドに次々と集まって、“あわや乱闘寸前”の状況となった。

 米メディア『MassLive Media』は記事の中でこの舞台裏を明かしている。それによれば、「マーティンが、(7回に)ブルワーズが2度バントをしたことに腹を立て、一塁コーチに不満を表明したことがきっかけだった」としている。

 記事ではマーティンのコメントも掲載。「私はおそらくあの回、小声で何か言ったのだろう」と自ら振り返ると、「それが何だったかはみんな判断してもらいたい。あの熱くなった時、彼らは2度バントをした……。私はそれが気に入らなかった。ゲームの一部だとはわかっているが、それが現実だ。私は彼らにそれを伝えた」と、不満を漏らしたという。

 さらに「このリーグでは、バットを振るだけだと思う​​。それだけだ」とコメントを残した。マーティンは、塁に出るためにバントをすることを見苦しい行為と感じたと伝えている。

 また、ブルワーズのパット・マーフィー監督は「私が理解している限りでは、相手チームの投手が感情をあらわにしたようで、我々のスタッフはそれが自分たちに向けられたものだと思ったようだ」とし、「本当にそうだったかどうかはわからない。だが、誰かをじっと見つめながらそう言ったら、相手にそう言っていると解釈される可能性がある。怒鳴られるのなら、我々は腹を立てる」というコメントも掲載している。

 試合は8回にレッドソックスがジャレン・デュランの適時打で勝ち越しを決めて、2-1と勝利を収めたが、後味の悪いゲームとなってしまった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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